【フランス語初級者にニュースフランス語を使ったリーディングの勉強がおすすめできない1つの理由】
フランス語のリーディングの勉強をしたいから、ググったらおすすめで出てきたフランス語のニュースサイトのフランス語を読もうかな。
この記事を読むと、
フランス語レベルがまだ高くない間は、ニュースフランス語でリーディングの勉強をしなくてよい理由
についてわかるようになります。
目次
フランス語の初級者にフランス語ニュースでリーディングの勉強をおすすめできない1つの理由
結論から書くと、
初級で学んだフランス語とジャンルが違う
という理由で、
フランス語のレベルがまだ初級の間はニュースのフランス語を使ってリーディングの勉強をしないほうがよい
です。
掘り下げます。
ニュースのフランス語はフランス語レベル初心者のリーディング教材のジャンルではない
リーディングとして使える教材には様々なものがあります。
たとえば、
- フランス語会話の本(や字幕)
- 絵本
- 漫画
- メール
- 手紙
- 新聞
- 論文
- 小説
などです。
そして大きく、
会話体:フランス語会話の本や字幕、絵本、漫画、メール、手紙など
文章体:新聞、論文、小説など
に分かれます(絵本や小説は内容によっては会話体に偏ったり、文章体に偏ったりします)。
そして、僕たちが勉強を習い始めたころのフランス語は
会話体のもの
です。
なぜなら、通常フランス語の参考書の最初の章は、日常フランス語会話ができるようになることを念頭にしているからです。
そのため文章体であるニュースをリーディング教材に選ぶと、それまで学んできたフランス語とのギャップが起き、さらに、
せっかく勉強してきた会話体のフランス語が文章体に塗り替えられていく
ということが起きます。
個人的な体験を言うと、ニュースのフランス語とかはそれなりに読めるようになる代わりに、会話体のフランス語の文の知識が初級レベルで止まっていてフランス語会話に困る、というようなことが起きていました。
フランス語初級者のリーディングの勉強に適した教材とは
フランス語が初級レベルの間は、
会話体の教材でリーディングの勉強をする
ことがおすすめです。
具体的には、
- それまでに使ってきたフランス語会話や文法の参考書のフランス語の文を読んで理解できているかチェック(音声で覚えているものを文でも理解できるか)
- ドラマや映画などのフランス語字幕を読む(音を覚えてから)
というのがおすすめです。
いずれにせよ、
音で覚えている(頭の中で発音を再現できる)フランス語を、書かれたフランス語の文でも理解できるようにする
ことが、
フランス語のレベルがまだ初心者の間には大切
です(その他には、ツイッターやHelloTalkなど、フランス語でつぶやいているものも読むだけなら勉強になります(音声がないので注意が必要です))。
ニュースフランス語は初心者の間は読まなくてもよいです
いろいろなサイトでは、よくフランス語ニュースのHPがリーディング教材として使えると紹介されています。
しかし、フランス語のレベルがまだ初級の間に挑戦しても、それまで勉強してきたフランス語との違いにギャップを感じるかと思います。
初心者の間は、
会話体の教材でリーディングの勉強をする(理想は音で覚えているものを書かれた文で読めるような勉強)
です。
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