【フランス語の発音を文字化する】
フランス語は音から覚えるとよいと聞いたけど、音だけで覚えようとしても限界があるような……?
何かよい方法はないかな?
この記事を読むと、
フランス語を音だけ覚えるときに使える文字
についてわかるようになります。
目次
フランス語の発音を文字化する
フランス語の発音をスペルから(読み方から)覚えようとすると発音の上達に繋がりにくい、という記事を以前書きました(参考:【フランス語の発音が難しいと思っているときこそ上手になれます】)。
簡単に言えば、
読み方と発音は似て非なるものだから、初めは発音だけで覚えたほうがいい
というような記事です。
しかし、発音だけで覚えようとするとでてくる問題が、
たくさん覚えにくい
というものです。
その理由は人の脳は、
- 最初と最後の記憶は残しやすい
- 中間の記憶を残しにくい
という性質があるので、
- 初めら辺に音で覚えたフランス語
- 一番最後に音で覚えたフランス語
は思い出せるけど、
その間に覚えたフランス語を忘れてしまう
ということがあるからです。
そういうときに頼れるのが日本の文字です。
音で覚えたフランス語を日本語で書く2つの方法
結論から書くと、
- ひらがなカタカナなどを使う
- 説明を書く
という方法で、フランス語の音を書き表しておくことができます。
まず、絶対にしないほうがよいことを書きます。
カタカナだけで書く
です。
たとえば、
Bonjour
を
ボンジュール
と書いておいて、後から音を再現しようとすると、
- ボンのンで音が上がり
- ジュのところで一瞬舌が口の上に辺り
- 最後にルという音を出す
ということをしてしまっていないでしょうか?
それは、
日本語の音声体系でのボンジュール
です。
こうやって
カタカナだけでフランス語の発音を再現するとどうしても日本語になってしまう
ので、カタカナだけを使うのは避けましょう。
ひらがなカタカナなどを使う
たとえばカタカナだけでなくひらがやアルファベットなどを混ぜ、
ぼンじゅーㇽ
とか
ぼンじゅrr
と
自分で再現できる感じで発音をメモする
ことができます。
もちろんスペースなどを使う手もあります。
ぼン・じゅrr
この書き方を解説すると、
ぼン・
でBonという1つの音(フランス語では1音節)というのを表し、ひらがなとカタカナのミックスで、日本語では1つ目の音と2つ目の音の高さが変わるというルールを回避しているというメモをし、
じゅ
で、ひらがな的なやわらかいイメージで舌がどこにも付かないjouを再現し、
rr
でフランス語特有の喉彦を震わせるようなr音を再現する
※(重要)僕の頭の中では
というものです。
日本語の書き方のルールを無視し自分でフランス語の発音を再現できるように書いておく
ことがたいせつです。
説明を書く
発音を文字だけで言い表しても、思い出せないときがあります。
そういうときのために、
説明を書いておく
とよいです。
たとえばさきほどの、
ぼン・じゅrr
も、たとえば
じゅ
↑
『しゅ』の口と舌の形
と脇に書いておいたり、
ぼン・じゅrr↑
としておくと、
↑
でイントネーションが上がる(お店などに入って、こちらが挨拶しないまま物を探していたりしているときに言われるBonjour?)
ことを指し示していたりできます。
こんな感じで、
自由な発想でフランス語の発音をメモしておく
と、後で見返した時も比較的再現できるようになれるかと思います。
フランス語の発音を自由な表現でメモしておきましょう
ほったいもいじるな
でおなじみの
What time is it now?
を編み出した僕たちのご先祖を見習い、ぜひ、自由な発想でフランス語の発音をメモしていきましょう。
たいせつなことは、
フランス語の発音を再現すること
です。
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