【(フランス語復習まとめ)penser à elleって何? 間接目的語が人称代名詞になったときに場所が変わらない件をまとめてみた】
Je pense à elle?って何?Je lui penseの間違いじゃないの???
この記事を読むと、
動詞の前に間接目的語代名詞移動しない場合
についてわかるようになります。
目次
間接目的語人称代名詞なのに動詞の前に移動しない場合をざっくりと
結論から書くと、
- 代名動詞
- いくつかの決まった動詞
については、
- 間接目的語人称代名詞を使わない・移動しない
- 強勢形を元の前置詞の後ろに置く
ということが起きます。
そしてこのルールは、
人が対象の間接目的語
について使われます。
掘り下げます。
移動しない間接目的語人称代名詞
上でも書きましたが、
- 代名動詞
- いくつかの決まった動詞
については、「〜に」的な「〜」に人称代名詞が来ても、動詞の前に移動しません。
いくつかの決まった動詞には、例えば
- penser à:〜のことを思う
- tenir à:〜を大切に思う、〜に執着する
- faire attention à:〜に注意する
- parler de:〜について話す
- avoir envie de:〜が欲しい
- être fière de:〜を誇りに思う
などがあります(日本語にすると「〜を」となるのも混ざっています)。
というわけで例えば、
- Il s’intéresse à elle.:彼は彼女に興味ある。
- Nous nous occupons d’eux.:私たちが彼ら(彼女ら)の面倒をみます。
- Je pense à toi.:私は君のことを考えています。
- Je suis fière de lui.:私は彼のことを誇りに思っています。
のようになります。
同じ構文なのに代名詞が移動する?
最初に書きましたが、代名詞が起動しないでその場に留まり、強勢形を置く(基本的に強勢形のあとに人称代名詞を置くときは強勢形です)というのは、
あくまで代名詞が表すのが人間のときだけ
です。
なので、モノや観念などを代名詞にするときは、例えば
- J’y pense.:私はそれのことを考えています。
- J’en suis fière.:私はそのことを誇りに思っています。
のように中性代名詞などを使います。
間接目的語の人称代名詞の位置に迷ったら
フランス語の間接目的語の人称代名詞は、
- 代名動詞
- いくつかの決まった動詞
のときには、
- 間接目的語人称代名詞を使わない・移動しない
- 強勢形を元の前置詞の後ろに置く
ということが起きますが、
あくまで代名詞が表すのが人のとき
という決まりがあります。
せっかく勉強したフランス語を忘れてしまわないためにもネイティブとの会話練習がおすすめです→ベルリッツ・フランス語(現在無料体験開催中)
フランス語の勉強ならこちらもおすすめです:
- 【この11冊でだいじょうぶ!フランス語学習におすすめな教科書・参考書・テキストのまとめ】
- 【(徹底比較)フランス語の試験はどれを受けるべき?仏検、DALF、DELF、TCF、TEFの概要と3つの比較】
- 【フランス語が話せるようになるためのあと一歩を教えます】
- 【(徹底解説)独学でフランス語を勉強する方法・コツ】
- 【(徹底解説)フランス語会話ができるようになる4ステップの勉強方法】
- 【(徹底解説)フランス語の発音のおすすめ勉強方法】
- 【(徹底解説)フランス語の聞き取り(リスニング)のおすすめ勉強方法】
- 【(徹底解説)フランス語の文法のおすすめ勉強方法】
- 【(徹底解説)フランス語単語の効率的な勉強方法】
- 【(徹底解説)フランス語の読解(リーディング)のおすすめ勉強方法】
- 【(徹底解説)フランス語のライティング(フランス語作文)のおすすめ勉強方法】
- 【(徹底解説)フランス語の綴り(スペル)を覚えるおすすめな2ステップ】
ネイティブ講師とフランス語会話を練習するなら
>> ベルリッツ・フランス語(現在無料体験実施中!)