【(フランス語復習まとめ)時間についてのDansとPourの違いをわかりやすく】

フランス語のdansとpourって、時間関係で使うときって、両方とも未来のことを指してると思うんだけど、何が違うの?

 

この記事を読むと、

 

DansとPourを時間について使うときの違い

 

についてわかるようになります。

 

時間に関連したdansとpourの違いをざっくりと

 

結論から書くと、

 

  • Pour:予定期間
  • Dans:未来のある瞬間

 

というような違いが、dansとpourにあります。

 

掘り下げます。

 

Pourと時間表現

 

Pourを時間表現と使うとき、

 

予定期間

 

を表します。

 

一緒に使う動詞は、louer(借りる)、partir(~に出発する)、s’engager(~入会(参加)する)など、

 

一定の期間何かをすることが始まるような動詞

 

です(お金を10年借りる、のような)。

 

なので例えば、

 

  • Je loue un appartement pour trois mois.:私は3ヶ月間アパートを借ります。
  • Je m’engage pour une année dans cette association caritative.:私は1年間の予定でこのチャリティー団体に参加します。

 

のようになります。

 

ちなみに、日本語だと『間』のせいで、pendantと迷うこともあるかと思います。

違いは、

 

  • Pour:ある時点で決まった予定期間
  • Pendant:ある行為が続く期間

 

です。

 

なので例えば、

 

  • Je loue un appartement pour trois mois.:私は3ヶ月間アパートを借ります。:契約書的な長さ
  • Je loue un appartement pendant trois mois.:私は3ヶ月間アパートを借りて住みます。:実際に住むというニュアンスで

 

のような違いがあります。

 

Dansと時間表現

 

Dansと時間表現を使うと、

 

未来のある瞬間

 

を意味することができます。

 

なので例えば、

 

  • Je quitterai mon entreprise dans un mois.:ひと月後に会社を辞めます。
  • Les nouilles instantanées seront prêtes dans trois minutes.:カップヌードルは3分後にできます。

 

のようになります。

 

気をつけたい!dans+定冠詞と時間の時間表現

 

Dansを使った時間表現でも、

 

dans+定冠詞+数字を伴った時間

 

を使う場合は、

 

発話時を含む時間以内に(今から~以内に)

 

という意味になります。

 

なので例えば、

 

  • Le train arrivera dans les 3 minutes.:電車は3分以内に到着します。
  • Le colis sera livré dans les 24 heures.:荷物は24時間以内に発送されます。

 

のように使えます。

 

フランス語のdansとpourの時間表現に迷ったら

 

フランス語のdansとpourは一見するとふたつとも未来の時間を表します。

が、

 

  • Pour:予定期間
  • Dans:未来のある瞬間

 

という違いがあり、pourはpendantと勘違いもしやすいですが、

 

  • Pour:ある時点で決まった予定期間
  • Pendant:ある行為が続く期間

 

というニュアンスの差異があり、またdansには、

 

  • dans+定冠詞+数字を伴った時間:発話時を含む時間以内に(今から~以内に)

 

という表現もあります。

 

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