【(フランス語復習まとめ)ne…plus / jamaisの使い方をわかりやすく】
フランス語の否定表現のne…plusやjamaisってどう使うの?
この記事を読むと、
フランス語の否定表現のne…plusやjamaisの使い方
についてわかるようになります。
目次
フランス語の否定表現のne…plus・jamaisについてざっくりと
フランス語の否定表現のne…plusやjamaisについてざっくりとしたまとめを書くと、
- Ne…plusのsは発音しない
- Ne…plusの意味は『今はもう~ない(以前は~だった)』
- Ne…jamaisの意味は『決して~ない』
- 否定するものが不定冠詞のつく直接目的語ならne…plus deの形になる
- 意味を強めるときはne…jamis plusの形になる
- ne…jamais plusの形はne…jamis plusよりもフォーマル
となります。
最初の3つの
- Ne…plusのsは発音しない
- Ne…plusの意味は『今はもう~ない(以前は~だった)』
- Ne…jamaisの意味は『決して~ない』
を踏まえた上で、掘り下げます。
Ne…plus / jamaisの場所
Ne…plusやNe…jamaisが文の中で使われる場合、その位置は、
- 単純動詞の場合:動詞を挟む
- 複数動詞(複合過去や近接過去やその他助動詞とメインの動詞)の場合:いわゆる助動詞を挟む
- 文頭 (plus jamaisやjamais plusを使う場合のみ発生)
の3つがあります。
なのでたとえば、
Je ne mange plus.
もう食べません。
Je n’ai plus mangé.
それ以上は食べなかった。
Plus jamais je ne mangerai
けっしてもう食べない。
Jamais plus je ne mangerai.
けっしてもう食べないことでしょう。
のようになります。
否定するものが不定冠詞のつく直接目的語ならne…plus deの形になる
Ne…plusの否定表現で作れるのは、上でも書いたとおり
今はもう~ない(以前は~だった)
なのですが、
否定する直接目的語の名詞が不定冠詞(le, la, lesやmon, notreなどの意味がしっかりと定まった冠詞じゃないもの)
のとき、
否定のdeがその名詞の前につく
ということが起きます(通常の否定でも同じ場合は起きます)。
なのでたとえば、
Je ne mange plus de chocolat.
もうチョコは食べません。
Je n’ai plus mangé de chocolat.
それ以上はチョコを食べなかった。
のようになります(この場合、特定のチョコレートでなく、いわゆるチョコ一般を指しているので、肯定文では部分冠詞のduが使われます(名詞である+不可算名詞のため))。
意味を強めるときはne…jamis plusの形になる
Ne…plusの意味を強めたいときは、
Ne…jamais plus
のようにjamaisとplusを一緒に使うことができます。
なのでたとえば、
Je ne mange plus de chocolat.
もうチョコは食べません。
Je ne mange jamais plus de chocolat.
もうチョコは二度と食べません。
のようになります。
ne…jamais plusの形はne…jamis plusよりもフォーマル
Ne…plusの意味を強めるne…jamais plusは、
Ne…plus jamaisの形にするとフォーマル
になります(jamais plusのほうが口語的)。
なのでたとえば、
Je ne mange jamais plus de chocolat.
もうチョコは二度と食べません。
Je ne mange plus jamais de chocolat.
もうチョコは二度と食べないでしょう。
のようになります。
フランス語のne…plus / jamais
フランス語の否定表現であるne…plus / jamaisには、
- Ne…plusのsは発音しない
- Ne…plusの意味は『今はもう~ない(以前は~だった)』
- Ne…jamaisの意味は『決して~ない』
- 否定するものが不定冠詞のつく直接目的語ならne…plus deの形になる
- 意味を強めるときはne…jamis plusの形になる
- ne…jamais plusの形はne…jamis plusよりもフォーマル
のような決まりがあります。
参考は以下の本でした。
Nouvelle Grammaire du Français: Cours de Civilisation Francaise de la Sorbonne (フランス語) ハードカバー
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