【ニュースでフランス語会話を勉強するのはあまり意味がありません】
フランス語のニュースを聞いてフランス語の勉強をしているけど、フランス語会話ができるようになるのかな?
この記事を読むと、
フランス語ニュースでフランス語会話を勉強しないほうがよいこと
についてわかるようになります。
目次
フランス語ニュースとフランス語会話
結論から書くと、
ニュースフランス語でフランス語会話はできるようにならない
ので、
ニュースフランス語だけでフランス語会話の勉強はしないほうがいい
です。
掘り下げます。
フランス語ニュースでフランス語会話ができるようにならない3つの理由
フランス語ニュースで勉強していてもフランス語会話ができるようにならないのは、
- 会話でない
- トピックが限られている
- 使われている単語や表現が限定されている
という3つの理由からです。
それぞれについて簡単に説明します。
会話でない
フランス語ニュースにでてくるフランス語は、基本的には
スピーチ
です。
つまり、視聴者に
一方的に情報を伝えるフランス語
です。
しかし、
フランス語会話は情報のやりとり
です。
そのため、
フランス語ニュースを聞いているだけでは、フランス語会話(フランス語の音でのやりとり)の練習にはならない
ということとなります。
トピックが限られている
フランス語ニュースは、ニュースですので、トピックが限られています。
もちろん中には日常的なことについてのニュースもあるのですが、基本的には
日常会話ではあまり話題にしない内容について話されている
ことが多いです。
そのため、
特にフランス語会話初級者のフランス語会話の教材としては難点がある
ということになります。
使われている単語や表現が限定されている
すこし上に書いたことと被るのですが、
フランス語ニュースで使われる単語は限られたトピックで使われるような難しい単語が表現が多い
ので、
日常フランス語会話で使う単語としては不適切
なこともあります。
日本語でもそうですが、日常会話の中でニュースキャスターのように話し出したら変ではないでしょうか。
それと同じことです(もちろん、ニュースの世界ではむしろそれが適切)。
フランス語ニュースがフランス語会話の役に立つとき
フランス語ニュースでも、
フランス語会話レベルが中上級以上
には役に立ちます。
なぜなら、フランス語会話能力が中上級以上の場合は、
日常会話以上の会話ができるようになっている
からです。
つまり、
最新のニュースを含めたさまざまな話題について『深い話』ができる
ようになっています。
また、
フランス語を話す海外の人にフランス語が中上級だと知られ、仲良くなると、最近のニュースなどについての話題をふられることが多い
ですから、
最新のニュースをフランス語で理解して、語彙や背景を理解しておく
ことが大切になります。
フランス語ニュースでフランス語会話を勉強するなら
現在のフランス語会話レベルが初級や中級なら、
フランス語ニュースではなく、フランス語のドラマや映画のような会話が主体のフランス語教材を使うほうがよい
です。
現在のフランス語会話レベルが中上級に達しているなら、
フランス語会話の練習の話題作りのためのソース
として、フランス語ニュースは使えます。
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