【日記を使ってフランス語で言いたいことが言えるようになる方法】
フランス語をずっと勉強しているのに、なかなか言いたい文が作れない。何かいい方法はないかな?
この記事を読むと、
日記を使うことによりフランス語で言いたいことが言えるようになること
についてわかるようになります。
なお、この方法はフランス語の基礎基本を一通り学んだ状態(仏検3級程度レベル)でないと利用ができません。
フランス語の基礎作りに関しては【(徹底解説)独学でフランス語を勉強する方法・コツ】をご参考ください。
目次
フランス語日記を書き続ければ、フランス語で言いたいことが言えるようになります
結論から書くと、
- フランス語で日記を書く
- ネイティブに直してもらう
ことにより、
言いたいことがフランス語で言えるようになる
ことが起きます。
掘り下げます。
フランス語の日記を書いて修正されると言いたいことが言えるようになっていく理由
これまた結論から書くと、
- 日記は自分の言いたいことを書く
- 言いたいことをフランス語化してネイティブに直され続ける→自分が考えることをフランス語で作りやすくなっていく
という2点が理由です。
もうちょっと掘り下げます。
既存のフランス語の参考書や問題集の問題点
実は今あるフランス語の参考書や問題集には問題が1つあります。
それは、
参考書や問題集に載っているフランス語の文の内容が、フランス語を勉強している僕たちの言いたいことと違っていることが多い
というものです。
たとえば僕の持っているフランス語の文法書に、
J’ai rencontré cette histoire à Paul . (わたしはその物語をポールに語った)
という例文があります。
この例文は『フランス語の目的語』を説明するためのもので、もちろんそのために役に立ちます。
しかし、
なんの物語?
ポールって誰?
『語った』とか普段生活していて言わないんですけど?
という突っ込みを入れたくなりませんか?
「わたしはその物語をポールに語った」という文。
すくなとも僕は、この記事を書くまでは人生で一度もこの文を使ったことがありませんでした。
このような
自分の人生に密接でない例文を記憶しても、いざそれを応用して自分の言いたいことをフランス語で言おうとしてもつまづいてしまう
ことがあります。
そこで
フランス語日記の登場
です。
自分の言いたいことを書くわけですから、自分の言葉をフランス語で言い表すことになります。
そうすると必然的に、
自分の例文が蓄積
されていきます。
自分の例文が蓄積されていくと、別の機会でも応用が効きやすくなります。
なぜなら、例文を思い出しやすくなるからです。
人は、自分に沿った記憶は忘れにくいです。
ただ、もちろん外国語で書くときは、その文章が正しいのか間違っているかの最終的判断は自分ではできません。
そのため
ネイティブの訂正が必要
となるのです。
では、具体的に日記を使ってどうやって勉強すればいいのかについて解説します。
フランス語日記でフランス語力を上げる具体的な方法
フランス語が使えるようになる日記では、
- 日本語で日記を書く
- フランス語化する
- ネイティブに訂正される
という3ステップが理想的です。
掘り下げます。
日本語で日記を書く
フランス語で表現する力がまだないとき、いきなりフランス語で日記を書こうとしても失敗に終わります。
知っているフランス語の単語だけで書こうとするので、
- 味気ないものになる
- 短くなる
ことが多く、自分の言いたいことが書けないからです。
そこで、
まず日本語で言いたいことを日記に書く
ことをおすすめします。
※
日記を書いたことがない方は、そもそもどうやって日記を書けばいいのだと思う方もいるかと思います。
そういう場合は、
- その日起きたこと
- 起きたことに対しての意見、感想
- その意見や感想の理由
の3点を意識して書くようにすると、比較的簡単に書けるかと思います。
フランス語化する
日記全てをフランス語に翻訳するのは難しいです。
そのため、
日記の中で一番言いたいトピックをフランス語化
しましょう。
その場合も、
- 何が起きた・何を主張したい(これについて話したい)
- そのトピックに対する意見、感想(こう思う)
- その意見や感想の理由(なぜならこうだから)
の3点は忘れないようにしましょう。
この作業はぶっちゃけ初めの頃は大変です。
この日本語どうやってフランス語にしたらいいんだ!と、辞書や文法書の間を行ったり来たりしたり。
しかし日記を書けばかくほど、辞書も文法書も使う回数は減っていくので安心してください。
(超重要)ネイティブに訂正される
日記をフランス語化したら、ネイティブに訂正されましょう。
- 書いた日記の文法や単語を訂正してもらう
- 書いたものを話してみて発音を訂正してもらう
ネイティブに通じる単語の選択、文法、発音はネイティブにしか判断できません。
初めは文の9割を訂正されて落ち込むかもしれませんが、
自分が言いたかったことがきちんとしたフランス語の文になった
と考えればそれは次への一歩。
直されたフランス語を次の日記に活かしましょう。
※日記を訂正してもらうネイティブの見つけ方
現在だとアプリやオンラインレッスンがお手軽かつお得でおすすめです。
アプリだとHelloTalkが使いやすいかと思います。
公式HP:HelloTalk
参考:【Hello Talk(ハロートーク)を使ってフランス語の会話文を学ぶ効率的な方法を教えます】
ただしHelloTalkの場合、訂正してくれるのはフランス語ネイティブでもフランス語を教えるのは素人という問題があります。
つまり、
訂正された文法や単語の間違いの理由を説明できないことが多い
です。
そこでオンラインレッスンという近道もあります。
ベルリッツのフランス語レッスンやitalkiのプロ講師による訂正がそれに当たります。
無料の体験授業がベルリッツ・フランス語にありますし、1回ずつ授業費を払うitalkiもおすすめです。
ベルリッツは日本の語学学校。
- 無料体験90分
- 初心者から上級者レベルまで対応
- カタコトフランス語発音にならないことを重視
- 目的に合わせてカスタマイズ可能(←日記と発音直しをこれで頼めます)
がおすすめ点です。
無料でフランス語レッスン体験>>ベルリッツ・フランス語
italkiは香港発の語学学習アプリ。
- フリーランスのプロ講師
- セミプロ講師
が揃っています。
公式HP:italki
参考:【フランス語の先生を探すならitalkiがおすすめな理由と利用方法】
たくさん日記の訂正をしてもらいたいのならベルリッツ・フランス語。
月5回くらいならitalkiのほうが値段的にはお安くなります。
ベルリッツフランス語は、無料レッスンを受けてみて、気にいらなければキャンセルすることも大丈夫ですです(italkiには無料体験はありません)。
無料のフランス語体験レッスン→フランス語
授業ごとに支払い→italki
(先にベルリッツで無料体験をして、続けられそうならそのままベルリッツ。そうでなければitalkiを使うようにするのが一番お得かもしれません)
フランス語日記で自由にフランス語の文を作れるようになったら
実際に僕もネイティブとのやりとりで、いつのまにか自分の言いたいことをフランス語で言い表すのが苦痛じゃなくなりました。
フランス語を読んだらなんとなく意味がわかるのに、いざ自分で話そうとすると文が作れない悔しさ。
そんな悔しさを解消するのが、
フランス語日記を使った勉強方法
です。
ぜひ試してみてくださいませ。
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