【フランス語の発音の練習では雑音も重要な理由】
フランス語の発音の真似をしようとしっかり音声を聞いているけど、微妙な雑音が混じっている気がする……
この記事を読むと、
目次
ネイティブの発音に混じる雑音は重要である理由
についてわかるようになります。
ネイティブのフランス語の発音に現れる『雑音』が重要な理由
結論から書くと、
ネイティブの発音の『雑音』は発音の一部であることがある
ため、
発音の『雑音』は重要
です。
掘り下げます。
ネイティブの発音に現れる雑音の正体
僕たち非ネイティブが聞いて『雑音』だと思うネイティブの発音の一部は、
実はその発音に必須の要素
ということがあります。
それは、
- 人はいろいろな音を口元で作れる
- 声として使えるものが音声
- 言語によってどんな音を音声とするかは異なる
- 自分の言語で音声として扱っていない音は音声として認識しないことがある
からです。
フランス語ではないですが、わかりやすい典型例として歯茎吸着音というハンザ語の発音の一部を聞いてみましょう。
歯茎吸着音を音声として認識できたでしょうか?
それと同じようなことが、フランス語でも例えば喉のあたりを鳴らすrで起きます(僕はこの音をフランス語として認識せず、痰がつまっているのかなと思っていたことがあります)。
というわけで、
日本語の発音では有効な発音ではない(言葉として使われない)ので、雑音として処理され、聞き逃しがち
です。
実際には、歯茎吸着音も痰が詰まったような音も、ハンザ語やフランス語では音声として扱われるので僕たち学習者もそれを音声として認識し、作れるようにする必要があります。
発音の『雑音』も真似て発音の練習をする
上記までの説明のとおり、
フランス語にも僕たち日本人が雑音だと思ってしまう音声
があります。
ですから、発音の練習のために音源を聞くときは、
微妙な音の存在もきちんと聞き取るようにする
のがおすすめです。
そして何度か『雑音』も聞き取る練習をしていると、
『雑音』が一部として含まれた発音のモデルが脳内で再生できる
ようになります。
そこまでいったら、
『雑音』を含めて発音の練習をする
ようにすることにより、発音が上達していきます。
フランス語の雑音と発音
僕たち非ネイティブには雑音に聞こえても、
フランス語の発音ではきちんとした音声として認識される音
があります。
自分が想定する発音ではなく、
実際にネイティブによって発音されている発音のほうが正しいのである
という意識を持って発音の勉強を続けるようにしましょう。
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