【(フランス語復習まとめ)場所の中性代名詞のyを使うときと使わないときをわかりやすく】

ときどき絶対にyが必要だと思うところに置かれていないフランス語の文を見かけるけど、何が違うの?

 

この記事を読むと、

 

中性代名詞yを場所の意味として使うときと使わないとき

 

についてわかるようになります。

 

場所の代名詞としての中性代名詞のy

 

中性代名詞のyは、おおざっぱに言うと、

 

  • à+名詞(モノ)
  • 場所(そこ)

 

の代わりに使えるものです。

 

この記事で扱うのは、そのうちの

 

  • 場所(そこ)

 

のために使う中性代名詞のyです。

 

たとえば、

 

J’y vais.(そこへ行きます)

 

のような文で使われています(いわゆるlà-basの代わりになります)。

 

こちらも参考になるかも:【(フランス語復習まとめ)làとlà-basの違いをわかりやすく】)

 

場所の代名詞としての中性代名詞のyを使うときとそうでないときをざっくりと

 

yを場所の代名詞として使う場合、

 

  • 点的アクション動詞:食べる(manger)、飲む(boire)などいわゆる『行動する』という動詞
  • 線的アクション動詞:休む(rester)、住んでいる(habiter)など、いわゆる『状態にある』の動詞

によって使い分けがあります。

 

それは、

 

  • yはなくてもいい(強調したい場合は使う):点的アクション動詞:食べる(manger)、飲む(boire)などいわゆる『行動する』という動詞
  • yはあったほうがいい:線的アクション動詞:休む(rester)、住んでいる(habiter)など、いわゆる『状態にある』の動詞

 

というものです。

 

なのでたとえば、

 

点的アクション:

  • C’est le restaurant d’un ami. J’y mange souvent. (これはわたしの友だちのやっているレストランです。私はそこでよく食べます。)
  • C’est le restaurant d’un ami. Je mange souvent. (これはわたしの友だちのやっているレストランです。私はそこでよく食べます。)

 

線的アクション:

  • Je suis venu en France il y a trois ans. Et j’y habite avec une petite amie.

 

のようになります。

 

ちなみにですが、フランス語のなかでは、

 

  • Travailler
  • Faire des études

 

も静的アクションの動詞とされます。

 

なのでたとえば、

 

  • J’ai trouvé un bon emploi à Paris. J’y travaille depuis deux ans.(パリで良い仕事を見つけました。私はそこで2年間働いています。)
  • Mon frère est parti à Montréal. Il y fait ses études de médecine.(私の兄はモントリオールに行きました。彼はそこで医学を勉強しています。)

 

となります。

 

フランス語の中性代名詞yを場所の副詞として使う場合

 

中性代名詞yを場所の代名詞として使う場合は、

 

  • yはなくてもいい(強調したい場合は使う):点的アクション動詞:食べる(manger)、飲む(boire)などいわゆる『行動する』という動詞
  • yはあったほうがいい:線的アクション動詞:休む(rester)、住んでいる(habiter)など、いわゆる『状態にある』の動詞

 

のように使い分けます。

 

せっかく勉強したフランス語を忘れてしまわないためにもネイティブとの会話練習がおすすめです→ベルリッツ・フランス語(現在無料体験実地中)

 

フランス語の勉強ならこちらもおすすめです:

ネイティブ講師とフランス語会話を練習するなら
>> ベルリッツ・フランス語(現在無料体験実地中なのでお急ぎで(通常料金19800円から))