【フランス大学留学・冬のバカンスのチケットを買うタイミングは?】

航空券も宿の予約も早くしたほうがお安くなります。

フランスの大学の前期は9月後半や10月前半から始まり、最後の授業は12月初旬までです。

そこから1月中期の後期開始日までは年末年始を除いて試験期間。

しかし期間中にいつ試験があるのかわかるまでには時間がかかります。

 

 

 

きちんと待ってから航空券・宿の予約をしましょう

 

授業によるのですが、試験日は

 

  • 教授が決める
  • 教務課が決める

 

の2通りあります。

 

じゃあ教授が試験日を決める授業を取っておけば試験日がすぐわかって安心だね、と思うかもしれませんがなかなかそうもいきません

 

 

一転二転するのはあたりまえです

 

チケットや宿の予約をするのをじっくり待つのがよい理由は、

 

  • 試験日が変わることがある
  • 教務課が試験日を決めるのはかなり遅い

 

からです。

 

これで泣きを見たクラスメイトを何人か見てきました。

 

 

試験日がわからなくてトラブル

 

中国人の女の子の友だちがいるのですが、中国の彼氏に会うために長期休暇はいつも一時帰国していました。

 

しかしある年はなかなか最後の1つの授業の試験日が発表されずそのまま試験期間突入。

教務課に直接行ったら、まだ決まっていないと言われたそうです。

 

そうこうしているうちに、フランスから中国へ行くチケットは日々高騰していきます。

業を煮やした彼女は賭けに出て、12月第3週から1月第1週まで一時帰国するためのチケットを購入しました。

 

その結果、

 

奇跡的にその後の試験日と重ならず彼女は彼氏との再会にご満悦

 

しかし奇跡は奇跡。

いつも起こるわけではありません。

 

それはある年のフランス人のクラスメイト。

彼氏と年末年始はベトナムでバカンス☆とチケットと宿を予約済み。

 

しかし

 

試験予定日の変更がもともとの予定日の1週間前に

 

あり、彼女たちのバカンスにジャストミート。

理由は、先生が病気で一度講義を休んでから。

 

しかしそこはフランス人(?)。

 

彼女はまず教授にクレームをつけに行きました。

 

  • バカンスの予約がもう済んでいるから、自分だけ別の日に試験を受けたい

 

しかし受け入れられませんでした。

その結果、

 

  • 彼女は大学を辞める

 

決断に!

学業よりも彼氏との愛のバカンスを選ぶ。

なんとも温度の高い情熱。

 

フランスの大学が1年ごとの登録制で登録料も高くないからできる術かもしれません……。

今は再度履修しなおし、彼氏ともハッピーそうで万々歳ですね。

 

 

そして僕も実は『試験日被害』に遭ったことがあります。

冬のバカンス中にニースではない場所で住み込みのアルバイトをしたかったのですが、いつから休みが始まるのか教えてくれという雇用主。

教務に聞きに行きせかす僕。

分かり次第連絡するという教務。

 

しかし待ってもまっても連絡は来ず、聞きに行ってもまだ未定という返答ばかり。

 

しかしある日、友人がオンライン上に試験日が発表されているのを確認。

 

だが時すでに遅し、アルバイトの募集枠は埋まっており、泣く泣く家で鬱々と試験勉強をしていました。

 

 

予約の賭けに出るか出ないかはあなた次第です

 

このように、フランスの大学では(他の大学では違うかもしれません)試験日がなかなか定まらないことがよくあります。

 

大学のカレンダーで休み時期だからと、教授が言っていたからと、そしてなかなか試験日が発表されないからと、待ちきれずにチケットや宿を予約するとトラブルを抱えかねません。

 

早まらないのがベストですが、賭けに出たい方はご自身の責任でお願いいたします。

 

 

合わせて読みたい:

 

ネイティブ講師とフランス語会話を練習するなら
>> ベルリッツ・フランス語(現在無料体験実地中)