【フランス語が話せるようになる期間についてわかりやすく】
フランス語ってどのぐらいで話せるようになるの？
この記事を読むと、
フランス語を話せるようになるまでの期間
についてわかるようになります。
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フランス語を話せるようになるまでの期間の前提条件をざっくりと
フランス語を話せるようになるまでの期間は、条件によってかなり変わります。
その条件というのは、
- 現在のフランス語の知識
- どんな会話ができるようになりたいのか
というものです。
たとえば、フランス語はまだ始めていないのか、少し始めているのか、ある程度知識があるのか、知識だけは十分にある（読み書きはだいたいできる）のか。
そして、挨拶程度ができるようになればいいのか、日常会話ができるようになりたいのか、光熱費の契約など生活に困らない程度になりたいのか、大学などの会話についていけるようになりたいのか、ビジネスでも通用するレベルになりたいのか。
というような条件によってフランス語が話せるようになるまでの期間が変わってくるので、大切なことはひとまず、
- 現在の自分のフランス語のレベルを認識する
- なりたいフランス語の会話力のレベルをはっきりさせる
をすることです。
フランス語が話せるようになるためのインプットの目安時間
フランス語が話せるようになるために必要な条件の１つである
フランス語の知識を習得するまでのインプット時間
は、フランス語の検定などに合格するのに必要だとされている時間からだいたい計算できます。
たとえばフランス語検定（仏検）だと
- １級：フランス語を使う職業で即戦力（学習時間６００時間以上）
- 準１級：フランス語での日常生活、社会生活が可能。さまざまなフランス語を理解（学習時間５００時間以上）
- ２級：一般的なフランス語を理解し、日常生活、社会生活を送れる（学習時間４００時間以上）
- 準２級：シンプルな日常生活のフランス語が使える（学習時間３００時間以上）
- ３級：基本文法がわかり、簡単な日常表現が使える（学習時間２００時間以上）
- ４級：基礎文法がわかり、簡単な日常表現が使える（学習時間１００時間以上）
- ５級：初歩的な日常フランス語が使える（学習時間５０時間以上）
となっています（ただし準２級以上は面接試験もあるので、会話の練習時間も含まれていることも考慮する必要があります）。
また、大学院に入れるDALFのC1レベルになると８５０時間以上必要されています（さらにその上のC1レベルの場合は、１０００時間以上が目安だとされています）。
というわけで、どんなフランス語を話せるようになりたいから、フランス語の知識（インプット）にかかる目安時間がわかるかと思います。
しかし、インプットだけでは会話ができるようにはなりません。
フランス語が話せるようになるためのアウトプットの目安時間
フランス語のインプットだけでは、フランス語を話せるようにはなりません。
フランス語会話ができるようになるには、フランス語会話の練習が必要になります。
また、ここでいうフランス語会話の練習は、
実際にフランス語をネイティブと話す練習
を意味しています。
- フランス語会話の参考書を読む
- フランス語のドラマや映画を見る
- フランス語のラジオなどをリスニングする
- フランス語のドラマや映画やラジオをシャドーイングする
こういった勉強だけでは、フランス語を話せるようになるには片手落ちです。
実際にネイティブと話す練習を欠いていると、フランス語は話せるようにはならない
という点に注意が必要です。
特に、
シャドーイングをしていても、実際にフランス語ネイティブに通用する発音になっているかは、実際に話してみるまではわからない
という点は最大の注意点です（シャドーイングしていると、あたかもフランス語が話せるようになっていると勘違いしやすい）。
フランス語会話で必要になるのは、
- リスニングができて相手のフランス語が理解できること
- 僕たちが話したフランス語が、文法的に、単語的に、発音的に、意図したように正しく話し相手に通じること
です。
実際の会話の練習が欠けている：僕たちが話したフランス語が、文法的に、単語的に、発音的に、意図したように正しく話し相手に通じることという練習が欠けている
なので、たとえばベルリッツのフランス語レッスンなどを利用して、フランス語を使った実際の会話の練習が必要です。
そんな会話練習に必要な学習時間ですが、さきほどの仏検の表の
- １級：フランス語を使う職業で即戦力（学習時間６００時間以上）
- 準１級：フランス語での日常生活、社会生活が可能。さまざまなフランス語を理解（学習時間５００時間以上）
- ２級：一般的なフランス語を理解し、日常生活、社会生活を送れる（学習時間４００時間以上）
- 準２級：シンプルな日常生活のフランス語が使える（学習時間３００時間以上）
- ３級：基本文法がわかり、簡単な日常表現が使える（学習時間２００時間以上）
- ４級：基礎文法がわかり、簡単な日常表現が使える（学習時間１００時間以上）
- ５級：初歩的な日常フランス語が使える（学習時間５０時間以上）
面接試験がある準２級以上に上がるための学習時間が、ひとつ前のレベルから１００時間ずつ足されていることが目安になるかと思います。
追加された１００時間の中には、インプットやライティングの練習に使われる時間も含まれています。
それでも、
音情報だけでコミュニケーションを取れるようになるための練習
には、半分以上の６０時間ぐらいを目安にしておくといいかと思います（１日１時間の会話練習を３ヶ月ぐらい続けるイメージです）。
なのでたとえば、準２級から１級まで上がるために必要な会話練習の総合計目安時間は２４０時間ぐらいとなります（DALFC2、C1に上がるのにはさらに追加する必要があります）。
フランス語が話せるようになるまでの期間は
フランス語が話せるようになるまでの時間は、
- 現在のフランス語の知識
- どんな会話ができるようになりたいのか
によって変わります。
会話レベルに応じたフランス語の力を手に入れるための目安学習時間を参考にすると、だいたいがわかるようになります。
とはいえ、実際には、さらに個人の素質によっても変わってしまいます。
たとえば僕は、話し下手、コミュニケーション下手、舌っ足らずのような三拍子が揃っている（さらにいろいろあるような）ので、人一倍時間がかかったかと思います。
なので、あくまで目安だと思ってくださいませ。
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