【(フランス語復習まとめ)季節を使った表現をわかりやすく】
フランス語で春夏秋冬の言い方を覚えたけど、文の中ではどう使ったらいいの?
この記事を読むと、
フランス語の四季の言葉の文中での使い方
についてわかるようになります。
目次
フランス語の季節に関する言葉の確認
フランス語の季節についての基本的な単語は、
- 季節: saison
- 四季: quatre saisons
- 春: printemps
- 夏: été
- 秋: automne
- 冬: hiver
- どの季節: quelle saison
となります。
名詞の性別に分けると、
男
- 春: printemps
- 夏: été
- 秋: automne
- 冬: hiver
女
- 季節: saison
- 四季: quatre saisons
- どの季節: quelle saison
となり、抽象的な季節は女性名詞なのに、具体的な季節は男性名詞であるという、面白い(個人の感想)ことになっています。
また、定冠詞を付けるときは、
- 春: le printemps
- 夏: l’été
- 秋: l’automne
- 冬: l’hiver
のように、春以外はエリジオンが起きます。
フランス語の四季を文中で使う
フランス語の四季を文の中で使うときは、
- 季節について話す
- ある季節に何をする・何が起きるについて話す
の2つに大きく分かれます。
季節について話す
たとえば、外国にいる友だちにそちらの季節は何か、などと聞きたいときというのが、季節について話すときにあたります。
その場合は、
- C’est+冠詞+季節
- On est+前置詞+季節
- Nous sommes+前置詞+季節
に分かれます。
具体的には、
そちらの季節は今なに?:
- Quelle saison est-ce en ce moment chez vous ?
夏(秋、冬)です:
- C’est l’été.
- On est en automne.
- Nous sommes en hiver.
春です:
- On est au printemps.
- Nous sommes au printemps.
となります。
前置詞を使う表現のときは、
En:
- 夏: été
- 秋: automne
- 冬: hiver
Au:
- 春: printemps
と分かれることに要注意です(printempsが子音で始まっているからとのことです)。
Auはà+leなので、厳密には春だけは冠詞があると言えます。
ある季節に何をする・何が起きることについて話す
いわゆる、夏に海へ行きます、みたいな何かをしたり、何かが、起きたりするときの季節について話したいときについてです。
その場合は、上でも紹介した、
En:
- 夏: été
- 秋: automne
- 冬: hiver
Au:
- 春: printemps
のような前置詞(冠詞なし)を使います。
なので例えば、
Je nage dans la mer en été.(夏に海で泳ぎます。)
のようになります。
四季なのに前置詞を使わない行為文のケース
上で紹介したように、何かをしたり、何かが起きたりするときの季節には前置詞を使います。
しかし、前置詞を使わなくてもいいケースが存在します。
それは、
特別:
- 夏: l’été
- 冬: l’hiver
限定(夏秋冬共通):
- 次の:l’été prochain
- 前の:l’été dernier
- ◯年の:l’été 2023
のようなときです。
なのでたとえば、
- Je nage dans la mer l’été.(夏は海で泳ぎます)
- Je mangerai dans la mer l’été prochain.(次の夏は海で泳ぐつもりです。)
- J’ai nagé dans la mer l’été dernier.(去年の夏は海で泳ぎました)
- J’ai nagé dans la mer l’été 2023.(2023年の夏は海で泳ぎました。)
のようになります。
が!
春: printempsの場合は常に前置詞がいる
となることに注意が必要です。
なので、
限定(春Ver.):
- 次の:au printemps prochain
- 前の:au printemps dernier
- ◯年の:au printemps 2023
のようになります。
というわけで、
- Il planterai des fleurs dans son jardin au printemps prochain.(彼は次の春に庭に花を植えるつもりです。)
- Il a planté des fleurs dans son jardin au printemps dernier.(彼は前の春に庭に花を植えました。)
- Il a planté des fleurs dans son jardin au printemps 2023.(彼は前の春に庭に花を植えました。)
のようになります。
フランス語で季節の言葉を文の中で使うなら
フランス語で四季の言葉を文中で使う場合は、
季節について話す:
- C’est+冠詞+季節
- On est+前置詞+季節
- Nous sommes+前置詞+季節
何かをしたり、何かが、起きたりするときの季節について話す:
En:
- 夏: été
- 秋: automne
- 冬: hiver
Au:
- 春: printemps
と基本的にはなりますが、前置詞を使わないタイプの、
特別:
- 夏: l’été
- 冬: l’hiver
限定(夏秋冬共通):
- 次の:l’été prochain
- 前の:l’été dernier
- ◯年の:l’été 2023
という特別な表現も存在します。
が、注意点は春で、
限定(春Ver.):
- 次の:au printemps prochain
- 前の:au printemps dernier
- ◯年の:au printemps 2023
のように前置詞が必要になります。
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