【(フランス語復習まとめ)quiはいつも人を表すの?queはいつもモノを表すの?をわかりやすく】

フランス語のquiやqueって、quiはヒト、queはモノを表すというように勉強した記憶があるけど、実際は違っているときない……?

 

この記事を読むと、

 

フランス語のquiとqueがヒトとモノとどちらを表すのか

 

についてわかるようになります。

 

フランス語のquiとqueがヒトとモノのどちらを表すのかをざっくりと

 

結論から書くと、

 

  • quiとqueはヒトとモノのどちらも表すことができる
  • ただし文の中の役割によって限定されることがある

 

というのが、フランス語のquiとqueがヒトとモノのどちらを表すかの決まりです。

 

掘り下げます。

 

フランス語のquiは?

 

フランス語のquiは、

 

  • 疑問詞のとき:ヒトのみを表す
  • 関係代名詞のとき:主語であればヒトでもモノでもいい

 

という側面を持っています。

 

なので例えば、

 

疑問詞(ヒトのみ)

  • Qui habite ici ?:誰がここに住んでいますか?
  • Qui regardes-tu ?:君は誰を見てるんだい?
  • À qui est ce livre ?:この本は誰のですか?

 

関係代名詞(主語であればヒトでもモノでもOK):

  • C’est un ami qui parle français.:それはフランス語を話す友だち(ヒト)です。
  • Il y a un train qui arrive.:到着しそうな電車(モノ)があるよ。

 

のように分かれます。

 

フランス語のqueは?

 

フランス語のqueは、

 

  • 疑問詞のとき:モノのみを表す
  • 関係代名詞のとき:目的語であればヒトでもモノでもいい

 

となっています。

 

というわけで、

 

疑問詞(モノのみ):

  • Que faites-vous ?:何をしていますか?
  • Qu’est-ce que c’est ?:これは何ですか?
  • Qu‘est-ce qui se passe ?:何が起きたのですか?

 

関係代名詞(目的語であればヒトでもモノでもいい):

  • La pizza que tu as mangée était bonne ?:食べたあのピザ(モノ)はどうだった?
  • L’homme que tu vois là-bas est mon professeur.:お前が見ているあそこの男は、私の教授(ヒト)だよ。

 

となります。

 

ちなみにですが、疑問詞としてのqueは文末や前置詞のあとに形を変えてquoiになります。

が、quoiになっても疑問詞のqueと同じでモノのみを表します。

 

例えば、

 

  • Tu fais quoi ?:何してるの?

 

のような感じです。

 

フランス語のquiとqueがヒトなのかモノなのか迷ったら

 

フランス語の単語であるquiとqueは、

 

  • quiとqueはヒトとモノのどちらも表すことができる
  • ただし文の中の役割によって限定されることがある

 

となり、具体的な役割を踏まえると、

 

qui:

  • 疑問詞のとき:ヒトのみを表す
  • 関係代名詞のとき:主語であればヒトでもモノでもいい

 

que:

  • 疑問詞のとき:モノのみを表す
  • 関係代名詞のとき:目的語であればヒトでもモノでもいい

 

となります。

 

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