【(フランス語復習まとめ)関係代名詞qui、queの使い方をわかりやすく】
フランス語の関係代名詞って、なんか英語と違うような……?
この記事を読むと、
フランス語の関係代名詞qui、queの使い方
についてわかるようになります。
目次
フランス語の関係代名詞qui、queについてざっくりと
フランス語のqui、queは、
- Qui:主語になる
- Que:直接目的語になる
という使い方をします。
つまり、
- 前に来る言葉の役割で決まる
- 前に来る言葉が人でもモノでも変わらない
です。
掘り下げます。
英語とは違うフランス語の関係代名詞qui、que
僕たちが学校で習った英語の関係代名詞は、
前に置かれる言葉が:
- 人:who
- 人以外:that、which
という違いがありました。
つまり、人か人でないのかが英語では重要でした。
しかし、フランス語のquiとqueは主語になるのか目的語になるのかが重要です。
というわけで例えば、
- La voiture qui est garée là-bas est à moi.: あそこに駐車してある車は私のものです。
- C’est le livre que tu cherches.: それはあなたが探している本です。
のようになります。
ちなみに僕は、このことを習ったあとも最初のうちは英語の関係代名詞と混ざってしまって、よく間違えていました。
関係代名詞としてのqueを使うときの4つの注意点
queを関係代名詞として使う場合、更に3つのことを覚えておくのがおすすめです。
それは、
- 前に来る言葉の性数一致が後ろにくる過去分詞で起きる
- 硬い文ではqueの後の文が倒置文になることもある
- 後ろにonが来る場合、硬い文ではl’が挿入されがち
- 後ろにそれ以外の母音で始まる言葉が来るとエリジオンが起きる
というものです。
例えば、
前に来る言葉の性数一致が起きる:
- La lettre que j’ai écrite est sur la table.: 私が書いた手紙はテーブルの上にあります。
硬い文ではqueの後の文が倒置文になることもある:
- C’est le livre que cherchait mon père.: それは父が探していた本です。
後ろにonが来る場合、硬い文ではl’が挿入されがち:
- C’est la seule solution que l’on a trouvée.: それが私たちが見つけた唯一の解決策です。
後ろにそれ以外の母音で始まる言葉が来るとエリジオンが起きる:
- C’est la lettre qu’il a écrite.: それは彼が書いた手紙です。
のようになります。
フランス語の関係代名詞qui、queを使うなら
フランス語のquiとqueを関係代名詞と使う場合、
- Qui:主語になる
- Que:直接目的語になる
という基本的なルールがあり、queについては
- 前に来る言葉の性数一致が後ろにくる過去分詞で起きる
- 硬い文ではqueの後の文が倒置文になることもある
- 後ろにonが来る場合、硬い文ではl’が挿入されがち
- 後ろにそれ以外の母音で始まる言葉が来るとエリジオンが起きる
というルールもあります。
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