【(フランス語復習まとめ)中性代名詞(y、en、le)の使い方をわかりやすく】
フランス語の中性代名詞がよくわからない!そもそも何が中性なの?
この記事を読むと、
フランス語の中性代名詞(y、en、le)
についてわかるようになります。
目次
フランス語の中性代名詞(y、en、le)についてざっくりと
フランス語には、
- 性か数(もしくは性と数)の一致が必要な代名詞
- 性数の一致が必要でない代名詞
の2つのタイプがあり、このうちの
- 性数の一致が必要でない代名詞
が、
中性代名詞:y、en、le
です(名詞の性別関係なく使えるため)。
中性代名詞は、
文法的な条件の一致
が必要とされます。
掘り下げます。
中性代名詞(y、en、le)を使うべき文法的な条件の一致
結論から書くと、
- Y:àのあとの名詞や文
- En:deのあとの名詞や文、数量と名詞の組み合わせの名詞の部分
- Le:àでもdeでも導かれない文、補語の形容詞、2つの文を使った比較級の中
という文法的決まりがあるときに、中性代名詞(y、en、le)を使うことができます。
なので例えば、
Y:
àのあとの名詞や文:
- Tu penses à ton travail ? :仕事のことを考えてるの?
- Oui, J’y pense.:うん、それについて考えている。
En:
deのあとの名詞や文:
- Tu parles de ton projet ?:自分の計画について話してるの?
- Oui, j’en parle.:うん、それについて話している。
数量と名詞の組み合わせの名詞の部分:
- Tu as des pommes. :リンゴある?
- Oui, j’en ai trois.:うん、(それが)3個あるよ。
Le:
àでもdeでも導かれない文:
- Vous savez que la cuisine indienne est très piquante ?:インド料理がとても辛い料理だと知っていますか?
- Oui, je le sais.:はい、(それを)知っています。
補語の形容詞:
- Tu es content ?:あなたは嬉しいですか?
- Oui, je le suis.:はい、そうです。
2つの文を使った比較級の中:
- Il est plus fort que je ne le croyais.:彼は私が思っていたより強い。
※思っていた『彼の強さ』と実際の『彼の強さ』という同じ単語の繰り返しを避けるために使われています。
フランス語の中性代名詞(y、en、le)の使い方に迷ったら
フランス語の中性代名詞(y、en、le)は、
- 性数の一致が必要じゃない
- 文法的な条件の一致が必要
という代名詞であり、具体的には、
- Y:àのあとの名詞や文
- En:deのあとの名詞や文、数量と名詞の組み合わせの名詞の部分
- Le:àでもdeでも導かれない文、補語の形容詞、2つの文を使った比較級の中
のようなときに使います。
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