【(フランス語復習まとめ)près deとproche deの違いをわかりやすく】

フランス語のprèsとprocheって、両方とも『近い』って意味だけど、何が違うの?

 

この記事を読むと、

 

près deとproche deの違い

 

についてわかるようになります。

 

près deとproche deの違いをざっくりと

 

結論から書くと、

 

  • 品詞が違うので使い方が違う
  • procheのほうが意味的な広がりが多い

 

というざっくりとした違いがあります。

 

掘り下げます。

 

品詞が違うので使い方が違う

 

物理的な距離の近さについて話すとき、près deとproche deも意味は

 

~に近い

 

です。

 

そして基本的には、

 

  • près de:副詞
  • proche de:形容詞

 

として使われます(près deとproche deの部分)。

 

形容詞として使われるので、proche

 

比較級や最上級などでも使うことができる

 

という特徴があります(près deにはできない)。

 

なので、

 

Le cinéma est plus proche de la gare que du parc. (映画館は公園よりも駅により近いです。)

 

のような言い方をしたいときには、procheを使うしか手がありません

 

また、

 

わたしたちはビーチの近くにいます:

  • Nous sommes près de la plage.
  • Nous sommes proches de la plage.

 

のように同じように使うことができますが、こういうときのニュアンスの違いは、

 

  • près de:一般的
  • proche de:文学的

 

となります。

 

procheのほうが意味的な広がりが多い

 

procheはprèsよりも、近さを表す意味の範囲が広いです。

具体的には、

 

  • 心の近さ
  • 時間的近さ
  • 抽象的的近さ

 

といったこともprocheでは表すことができます(上で比較したのは、空間的距離)。

 

なので例えば、

 

心の近さ:

J’ai un ami proche. (私には親しい友人がいます。)

 

時間的近さ:

Noël est proche. (クリスマスが近いです。)

 

抽象的的近さ:

Cette interprétation est plus proche de la vérité.(この解釈はより真実に近いです。)

 

のようになります(prèsを使って表すことも可能ですが、より自然なのはprocheを使ったほう)。

 

près deとproche deの違いに迷ったら

 

フランス語のprès deとproche deの違いは、

 

  • près de:副詞
  • proche de:形容詞なので比較級などが使える

 

という品詞の違いによるものや、

 

proche : 

  • 心の近さ
  • 時間的近さ
  • 抽象的的近さ

 

のように、procheのほうが意味が広いというところにあります。

 

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