【フランス語がわからないのは処理の仕方が間違っているから?の疑問についてよくわかる記事】
フランス語の勉強をしているのに、いざフランス語を目の前にするとよくわからないし、理解するのにものすごく時間がかかる……どうして?
この記事を読むと、
フランス語の処理の仕方で変わる理解の状況
についてわかるようになります。
目次
フランス語を理解する3つの処理方法をざっくりと
フランス語を勉強している僕たちが、いざ実際にのフランス語にふれたときにしているのが、
- トップダウン処理
- ボトムアップ処理
- 補償モデル
という3つの処理の方法です。
それぞれをざっくりと説明すると、
- トップダウン処理:文脈からフランス語の内容を理解しようとする
- ボトムアップ処理:フランス語そのものからフランス語の内容を理解しようとする
- 補償モデル:トップダウン処理とボトムアップ処理を混ぜて理解しようとする
となります。
掘り下げます。
トップダウン方式でフランス語を処理する
トップダウン方式でフランス語を処理するときは、
- 速く理解できる
- 効率よく理解できる
というメリットがあります。
具体的には、
- すでに前提知識のある内容のフランス語である
- 会話相手の表情やその場の状況、タイトルや表、イラストなどで内容の予測がついている
といった場合に、
ある程度の自分の中の予想を元にフランス語を処理していき、なんとなく理解し、最後に予想が合っているかの判断をする
ような処理方法となります。
トップダウン処理方式には、
予想が違っていると勘違いが起きやすい
というデメリットもあります。
ボトムアップ方式でフランス語を処理する
ボトムアップ処理でフランス語を処理する場合、
正確な処理がしやすい
というメリットがあります。
具体的には、
一言一句に注意を払いながら理解を進めていく
という処理方法になります。
デメリットは、
理解に時間がかかりがち
というものです。
そして、僕たち日本人がやりがちなフランス語の処理方法でもあります。
- 書いてあるフランス語の単語すべての意味を理解しようとする
- 言われているフランス語の単語をすべて聞き取って理解しようとする
そういったことをしていないでしょうか?
実際にしている処理は?
トップダウン処理とボトムアップ処理について書いてきましたが、僕たちフランス語学習者が実際によくしていて理想なのは、
補償モデル(相互交流モデルとも呼ばれます)
です。
これは、
目の前のフランス語の内容を予想しつつも各単語や文法を気にしながら処理している
というものです。
とはいえ、これはあくまでもよくしていることであって、していないときもあります。
そういうときに、
- フランス語の理解に時間がかかる
- 予想とはまったく違う内容だった
ということが起こります。
そのため、
バランスよくトップダウン処理とボトムアップ処理をしながら(補償モデル)フランス語を理解しようと意識する
ことがおすすめです。
フランス語の勉強ならこちらもおすすめです:
- 【この11冊でだいじょうぶ!フランス語学習におすすめな教科書・参考書・テキストのまとめ】
- 【(徹底比較)フランス語の試験はどれを受けるべき?仏検、DALF、DELF、TCF、TEFの概要と3つの比較】
- 【フランス語が話せるようになるためのあと一歩を教えます】
- 【(徹底解説)独学でフランス語を勉強する方法・コツ】
- 【(徹底解説)フランス語会話ができるようになる4ステップの勉強方法】
- 【(徹底解説)フランス語の発音のおすすめ勉強方法】
- 【(徹底解説)フランス語の聞き取り(リスニング)のおすすめ勉強方法】
- 【(徹底解説)フランス語の文法のおすすめ勉強方法】
- 【(徹底解説)フランス語単語の効率的な勉強方法】
- 【(徹底解説)フランス語の読解(リーディング)のおすすめ勉強方法】
- 【(徹底解説)フランス語のライティング(フランス語作文)のおすすめ勉強方法】
- 【(徹底解説)フランス語の綴り(スペル)を覚えるおすすめな2ステップ】
ネイティブ講師とフランス語会話を練習するなら
>> ベルリッツ・フランス語(現在無料体験実施中!)