【(フランス語復習まとめ)過去の過去で大過去と複合過去のどちらを使えばいいのかをわかりやすく】
過去よりさらに過去の行為については、大過去で表せばいいんでしょ……?え、複合過去も使えるんですか?
この記事を読むと、
過去の過去の行為について話すときの大過去と複合過去の使い分け
についてわかるようになります。
目次
大過去と複合過去の使い分けをざっくりと
フランス語の大過去について学んだあとは、なんとなく、
過去の過去の行為について話すときは大過去とを使えばいい
と思ってしまわないでしょうか?
しかし実際には、過去の過去の行為でも複合過去が使えるケースがあります。
そのあたりの違いをざっくりと書くと、
大過過去:
- ある過去とその過去の過去が連続している
- すでに完了しているという意識がある過去の過去の行為
複合過去:
- ある過去とその過去の過去が連続していない
- 今もまだ影響が続いている意識がある過去の過去の行為
- 過去の過去に起きたことだが意識的には現在の範疇にある
となります(時制の一致で大過去を使う場合はシステマティックなので今回省いています)。
これらは、
連続性:
- ある過去とその過去の過去が連続している:大過去
- ある過去とその過去の過去が連続していない:複合過去
更新の有無:
- すでに完了しているという意識がある過去の過去の行為
- 今もまだ影響が続いているという意識がある過去の過去の行為:複合過去
現在的感覚:
- 過去の過去に起きたことだが意識的には現在の範疇にある:複合過去
の3つにも分類できます。
掘り下げます。
連続性ついての大過去と複合過去の違い
連続性について上で、
- ある過去とその過去の過去が連続している:大過去
- ある過去とその過去の過去が連続していない:複合過去
と書きました。
別の言い方だと、
- 2つの過去は続けて起きている:大過去
- 2つの過去は別々に起きている:複合過去
とも言えます。
例えば、
- J’ai mangé hier le gâteau que j’avais préparé la veille.:昨日、その前日に作っておいたケーキを食べました。(昨日食べたケーキとその前日に作っていたケーキは同じもの(連続している)である)
- J’ai mangé hier le gâteau que j’ai mangé quand j’étais petit.:昨日、子供の頃にも食べたことがあるケーキを食べました。(昨日食べたケーキと、子どもの頃に食べたケーキは種類は同じだが違うものである)
のようになります。
更新の有無についての大過去と複合過去の違い
現在へのインパクトのについて、上で
- すでに完了しているという意識がある過去の過去の行為:大過去
- 今もまだ影響が続いているという意識がある過去の過去の行為:複合過去
と書きました。
これも言い換えると、
- 過去の過去の行為の状態に更新がある:大過去
- 過去の過去の行為の状態に更新がない:複合過去
となります。
なので例えば、
- J’ai enfin repris le portefeuille que j’avais oublié.:忘れてしまっていた財布を、ようやく取り戻しました。:財布を失ったという状態が、見つかったという状態に更新された
- Je n’ai jamais repris le portefeuille que j’ai oublié.:忘れてしまったあの財布を、取り戻すことはできていません。:財布を失った状態がそのまま続いている
のようになります。
過去の過去の話でも現在的感覚の中にある過去
言葉遊びのようですが、
過去の過去に起きたことだが意識的には現在の範疇にある
場合には、
複合過去
を使えます。
例えば、
J’ai acheté un nouveau téléphone parce que j’ai cassé l’ancien la semaine dernière.:先週古い方を壊したので、新しい電話を買いました。:なので、今はその新しい携帯を持っている
のようになります。
過去の過去に大過去を使うか複合過去を使うか迷ったら
フランス語で過去の過去について話すときは、場合によって大過去と複合過去を使い分けます。
使い分けは3つあり(時制の一致を除く)、
連続性:
- ある過去とその過去の過去が連続している:大過去
- ある過去とその過去の過去が連続していない:複合過去
更新の有無:
- すでに完了しているという意識がある過去の過去の行為
- 今もまだ影響が続いているという意識がある過去の過去の行為:複合過去
現在的感覚:
- 過去の過去に起きたことだが意識的には現在の範疇にある:複合過去
となります。
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