【フランス語会話レッスン以外のフランス語会話の勉強にメリットはあるの?】
フランス語の会話レッスンがフランス語を話せるのには必要って言うけど、それ以外の会話の勉強って意味がないの?
この記事を読むと、
実際のフランス語会話以外の会話の勉強のメリット
についてわかるようになります。
目次
会話レッスン以外のフランス語会話の勉強の3つのメリット
フランス語会話の例文集やフレーズ集、そして映画やドラマの台本など、フランス語会話のための教材はたくさんあります。
そして結論から書くと、そういった教材は、
実際の会話の練習のときのヘルプになる
というメリットがあります。
具体的には、
- 話しかけるための表現
- 絶対的に必要になる表現
- 会話を続けるための表現のストック
ということでメリットがあります。
掘り下げます。
話しかけるための表現
こちらからフランス語ネイティブに話しかけるとき、それは言い換えると、話題の主導権を握っているときのことです。
そういう、
- 聞きたいことがあるとき
- 主張したいことがあるとき
には、勉強したフランス語会話の教材で学んだことを自由に使えます。
なぜなら、
僕たち学習者側には発言までに時間の余裕があり、学んだことを思い出し、言いたい英文をひねり出せる
からです。
絶対的に必要になる表現
挨拶やちょっとした応答(肯定や否定の表現、話題の転換、論理的な接続詞など)は会話に必須です。
そういった表現も、事前にフランス語会話教材で触れておくと、かなり役に立ちます。
というか、そういった表現がないとうまく会話を進められません。
そしてそういった表現は、文法の知識からひねり出すものではなく、まるごと覚えておく(たとえばce pendantといった言葉は、2つの単語まとめて話題の転換を図る言葉です)のがおすすめです。
会話を続けるための表現のストック
会話を続けていると、意見や感想を求められたりすることがあります。
そういったときに、会話教材で事前に頭に入れておいたフランス語の例文を流用することができます。
もちろん文法の知識を使って1から自分で文を生み出すことも可能です(それが必要なときもあります)が、日常的な会話のやりとりでは、だいたい同じような文のパターンが使われがち。
なので、すでに知っている正解のフランス語(会話教材の中のフランス語ネイティブの監修が入ったフランス語)を流用すると、会話のときにすっと言葉が出てきやすくなります。
会話レッスン以外のフランス語会話の勉強のデメリット
会話レッスン以外のフランス語会話の勉強には、それだけではフランス語会話ができるようにはならないというデメリットがあります。
フランス語の会話ができるようになるには、
実際のフランス語会話の練習の経験を積む
必要があります。
会話練習以外のフランス語会話の勉強は、実際のフランス語会話を簡単にする効果はありますが、その効果を発揮させるには、実際の会話練習をするしか方法がありません。
サッカーのルールを学んでも、実際にドリブルやシュートの練習をしないとうまくならないのと同じです。
僕も実際、長い間会話練習以外のフランス語会話の勉強をしていました。
そして、いざ実際にフランス語を話さなければならないとなったとき、
僕の口からでたフランス語はほとんと通じない
ということが起きました(涙)。
それもそのはずで、
- フランス語ネイティブ的にOKな文や表現
- フランス語ネイティブのストライクゾーンに入っている発音
は、
実際にフランス語ネイティブに対して使ってみないとわからない
からです。
- 文法的は正しくてもそういう言い方はしない
- 個人的にはきちんと発音できていると思っているだけ(会話教材で学んだフランス語が通じない最大原因)
そういったことが原因で、僕たちにとって外国語であるフランス語がネイティブに通じないということが起きます。
というわけで、そういった、
知識として知っているフランス語を、会話としても通用させるには、実際の会話の練習が必要
です。
なので、会話練習以外のフランス語会話の勉強だけでは片手落ちになってしまいます(参考:【フランス語が話せるようになるためのあと一歩を教えます】)
会話練習以外のフランス語会話の勉強にも意味はある。でも……
実際のネイティブとの会話練習以外のフランス語会話の勉強には、
- 話しかけるための表現
- 絶対的に必要になる表現
- 会話を続けるための表現のストック
といったメリットがあります。
しかしもちろん、
実際のフランス語会話の練習の経験を積む
ということが、会話ができるようになるには必要です。
僕個人の失敗談から言えるのは、
実際のネイティブとの会話練習以外のフランス語会話の勉強だけでフランス語会話ができるようになるという勘違いはしない
というものです。
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