【(フランス語復習まとめ)関係代名詞dontの使い方をわかりやすく】
フランス語の文に出てくる関係代名詞のdont使い方がよくわかりません……。
この記事を読むと、
関係代名詞のdontの使い方
についてわかるようになります。
フランス語の関係代名詞dontについてざっくりと
関係代名詞は、
2つの文をひとつの文にする
役割を持った言葉(母が作った叉焼はおいしいです、のような日本の連体修飾に似ています)。
そしてフランス語の関係代名詞のひとつであるdontは、
de+名詞が使われた文を同じ名詞のある他の文とひとつにする
ときに使われます。
掘り下げます。
De+名詞の形をとる文をひとつにする
フランス語で、de+名詞を使う文の形には、
- 名詞+de+名詞
- 動詞+de+名詞
- 形容詞+de+名詞
があります。
名詞+de+名詞については、文法的に日本語の『の』に似ているので理解しやすいかと思うのですが、
- 動詞+de+名詞
- 形容詞+de+名詞
については、deを必要とする動詞や形容詞を覚えておく必要があります。
あくまで、
主語や目的語という役割でなく表現的にde+名詞の形をとる文と他の文をひとつにできる
という点が重要です。
そして具体的は、
- 同じ名詞があり内容的につながっている文が前後2つある
- 後ろの文の名詞はde+名詞という形になっている
- 前の文の該当名詞の後ろにdontを置く
- 後ろの文の該当de+名詞の部分を消す
のような操作をします。
というわけで例えば、
名詞+de+名詞:
- C’est un livre. + La couverture de ce livre est rouge.
- C’est un livre dont la couverture est rouge.:それは表紙が赤い本です。
動詞+de+名詞:
- C’est le livre.+Je parle de ce livre.(parler deで、〜について話す)
- C’est le livre dont je parle.:それは私が話している本だ。
形容詞+de+名詞:
- Il y a des choses.+Je suis fier de ces choses.(être fier deで、〜を誇りに思っている)
- Il y a des choses dont je suis fier.:私が誇りに思っていることがいくつかあります。
のようになります。
フランス語の関係代名詞dont
フランス語の関係代名詞のひとつであるdontは、
主語や目的語という役割でなく表現的にde+名詞の形をとる文と他の文をひとつにできる
という重要な点があり、
- 名詞+de+名詞
- 動詞+de+名詞
- 形容詞+de+名詞
という形が、後ろの文にあるときに使えます。
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