【(フランス語復習まとめ)毎日はchaque jour 、tous les joursのどちらを使えばいいの?をわかりやすく】
Chaqueもtous lesも日本語の『毎』という意味があるようだけど、何が違うの?
この記事を読むと、
chaqueとtous lesの使い分け(時間的な頻度)
についてわかるようになります。
目次
chaqueとtous lesの違い(時間的な頻度)についてざっくりと
フランス語のchaqueとtous lesを時間的な頻度について使うときは、
- 使い方の違い
- ニュアンスの違い
- 使える表現の範囲の違い
という3つの違いを意識する必要があります。
掘り下げます。
使い方の違い
chaqueとtous lesを時間的な頻度について使うときには、
- 名詞の数
- 名詞の性
- 数字が使われるとき
という3つの違いが大切です。
chaqueとtous lesを時間的な頻度について使うときの使い方の違いとして一番大きいのが、
- chaque+単数名詞
- tous les+複数名詞
という名詞の数です。
そして次が、
tous les:続く名詞の性によって形が変わる
というものです。
つまり実際には、
- chaque+単数名詞
- tous les+複数名詞(男性名詞)
- toutes les+複数名詞(女性名詞)
という3つの形が、それぞれの時間の表現のときに使われます。
例えば、
毎日:
- chaque jour
- tous les jours
毎年:
- chaque année
- toutes les années
のようになります。
そして最後に、
数字を伴うとき:chaqueは使えない
という決まりがあります。
なので、
tous les 3 mois(3ヶ月ごとに)
のようなときは、tous lesしか使えません。
ニュアンスの違い
使い方を押さえたうえで気になるのが、
ニュアンスの違い
ではないでしょうか。
結論から書くと、
- chaque:各時間に独立感を出したいときに使う
- tous les:ルーティン的なことを伝えたい文に使う
というニュアンスの違いがあります。
なので、例えば、
- Chaque jour, je me lève à 7 heures.
- Tous les jours, je me lève à 7 heures.
は両方とも、
毎日、私は7時に起きます。
という意味を表しますが、
- chaqueを使った文:毎日が新しいという新鮮なイメージ
- tous lesを使った文:毎日代わり映えしないルーティンというイメージ
という違いがあります。
使える表現の範囲の違い
Chaqueとtous lesを使った時間的な頻度表現について書いてきましたが、
- chaque :時間(時、分、秒)については使えない
- tous les:時間(時、分、秒)についても使える
という、使える範囲の違いにも気をつける必要があります。
なので、
- Toutes les heures(毎時間)
- Toutes les minutes (毎分)
- Toutes les secondes (毎秒)
はあっても、chaque使った表現は基本は使われません。
特別なchaque seconde
時分秒にはchaqueは使えないと書いておきながら、実は
à chaque seconde
という表現が存在します(àは必須)。
ただし意味は、
いつも
です。
なので、
- Je pense à toi à chaque seconde.(君のことをいつも考えている。)
- Cette application met à jour toutes les données toutes les secondes.(このアプリは、すべてのデータを毎秒更新します。)
のように例えばなります。
フランス語のchaqueとtous lesを使った時間的な頻度表現に迷ったら
フランス語のchaqueとtous lesを時間的な頻度表現として使う場合は、
- 使い方の違い
- ニュアンスの違い
- 使える表現の範囲の違い
という3つの違いについて注意する必要があります。
具体的には、
使える名詞の性と数の違い:
- chaque+単数名詞
- tous les+複数名詞(男性名詞)
- toutes les+複数名詞(女性名詞)
数字を伴うとき:
- chaque:使えない
ニュアンスの違い:
- chaque:各時間に独立感を出したいときに使う
- tous les:ルーティン的なことを伝えたい文に使う
使える範囲の違い:
- chaque :時間(時、分、秒)については使えない
- tous les:時間(時、分、秒)についても使える
となります。
また、
à chaque seconde:いつも
という表現も覚えておくのがおすすめです。
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