【(フランス語復習まとめ)C’estとIl estの使い方の違いをわかりやすく】
C’estとIl estってうしろに名詞が来たり形容詞が来たり、何が違うの?
この記事を読むと、
C’estとIl estの違い
についてわかるようになります。
目次
C’estとIl estの違いをざっくりと
まず
Ilは指し示す名詞の性と数に応じてils(elle、elles)が可能(非人称のilは不変)
です。
そして、
- ヒトやモノ:C’est + 名詞かIl est + 形容詞
- 状況:C’est + 形容詞
を指すという言葉上の違いがあります。
掘り下げます。
ヒトやモノ:C’est + 名詞かIl est + 形容詞
先に話題に上がっていたヒトやモノについて、
- 何であるかについて話す:C’est + 名詞
- どんなであるかについて話す:Il est + 形容詞
を使います。
なので例えば、
Il s’appelle Nicolas. C’est un ami. Il est sympa. :彼の名前はニコラ。わたしの友達で、いいやつです。
のように言います。
状況:C’est + 形容詞
先に話題に上がっていた状況について、
どうであるかについて話したい::Il est + 形容詞
を使います(例えばみんなでゲームをしていたときとかです)。
なので、
C’est amusant. :これはおもしろい。
と言えます。
形容詞の罠
上で、
- ヒトやモノ:Il est + 形容詞
- 状況:C’est + 形容詞
という違いがあると書きました。
が、正味、
モノと状況の違いがはっきりしない
ことってありませんか?
例えばニースの海に行って、
- 海それ自体(モノ)
- なんか海とかその水面に反射してる空とか風とかあれこれ(状況)
がうつくしいと思ったときにどちらを使えば迷うかと思います。
それはどうやらフランス語話者も同じのようで、
モノに限ってはC'(Il) est + 形容詞のどちらでも使える
となっています。
なので、
(ニースの海を見て):
- Elle est magnifique.:すばらしい。
- C’est magnifique.:すばらしい。
ということができます。
C’estとIl estの違い
C’estやIl estは
- ヒトやモノ:C’est + 名詞かIl est + 形容詞
- 状況:C’est + 形容詞
という違いがあります。
具体的には、
- ヒトやモノが何であるかについて話す:C’est + 名詞
- ヒトやモノがどんなであるかについて話す:Il est + 形容詞
- 状況がどうであるかについて話したい::Il est + 形容詞
となります。
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