【フランス語が話せるようになるために精神的バリアを取り外すことについて】

フランス語を話せるようになりたいのに、話せない。

 

この記事を読むと、

 

フランス語を話せるようになるための精神的バリアの取り外し方

 

についてわかるようになります。

 

フランス語を話せるようになるのを邪魔する精神的バリア

 

フランス語会話をしたいのにできない場合、

 

  • フランス語に失敗する恐れ
  • フランス語で人に話しかける恐れ

 

という2つの精神的バリアが存在するのではないでしょうか。

 

それは大きく、

 

  • 恥の恐れ

 

に集約されます。

 

深掘りします。

 

フランス語で恥をかきたくない

 

フランス語の読解や聴解の勉強は苦じゃないのに、作文や特に会話の練習が苦になりがちなのは、

 

  • インプット勉強(読解、聴解):一人で処理できる
  • アウトプット勉強(作文、会話):他人からの評価が必須

 

であるからです。

 

作文も会話も、フランス語講師やネイティブに確認してもらわなければ、僕たちが作り出したフランス語が合っているのかがわかりません(読解や聴解は解答に答えがあります)。

 

つまり、

 

判断基準が自分にないので、間違いがダイレクトに他人に伝わる=恥の恐れ

 

という図式が存在します。

 

この恥というのはかなり強烈な精神的バリアです。

人が謝れないのは、恥をかきたくないから。

同じように、人が誤れないのは恥をかきたくないからです。

 

誤れないと、結局は、行動できないという結果につながってしまうからです。

 

誤れないは誤解です

 

フランス語で間違えたくない、誤りたくない。

だからフランス語を話したくても話したくない。

 

フランス語が話せるようになるには、この図式を壊す必要があります。

 

僕も同じでした。

初めてフランス語を実際に話す経験をしたのは、仏検の口頭試験のときでした。

それまで一人でシャドーイングの練習とかはしたことはあったけれども、対面でフランス語を話したのは初めてでした。

 

恐ろしいほどに、緊張しました。

自分の心音も聞こえ、全身がわななきました。

当然、唇も口元もぶるぶるです。

 

それでも勇気を振り絞って、フランス語で質疑応答の口頭試験を行いました。

かなりカタカナ読みのフランス語。

何を話したか覚えていません。文法も単語も活用も合っていたのかどうかも判断できないぐらい頭が真っ白だったのを覚えています。

自分の言葉なのに、自分の言葉ではないような……。

 

そんな感じだったのに、その数年後、僕はフランスの大学院を修了することができました。

それは、

 

フランス語で間違えたくないから、フランス語を話したくても話したくないという図式を壊すことに成功したからです。

 

その秘訣は、やはりフランス語を話すことでした。

最初は、失敗はあたりまえです。

むしろ失敗しないほうが異常です。

言葉がでてこないのが通常です。

 

でも、『最初』と書いたように、それはフランス語を話すようにした『最初』の頃だけです。

もちろん、失敗や間違いはあるけれども、決定的な間違いではなく、ちょっとしたケアレスミスに変わっていきます。

 

そして回数が増えれば増えるほど、言葉がでてこないということはなくなります。

いつのまにかフランス語で話すことが当たり前になっていきます。

 

なので、フランス語を話す回数を増やすことが、結局はフランス語を話すときの恥という精神的バリアを取り除く最良の方法となると思います。

 

フランス語が話せるようになりたいのに話したくない場合は

 

フランス語を間違えたり人に話しかけるのを恥に感じて会話の練習ができない場合は、

 

それでもフランス語を話す回数を増やす

 

というのがおすすめです。

 

フランス語を話す回数を増やせば増やすほど、フランス語を話すときの恥という精神的バリアを取り除く

 

ことになります。

 

もしフランス語ネイティブの友だちがいれば、その人と会話練習を重ねる。

いなければ、ベルリッツ・フランス語のようなサービスを使うのもいいかもしれません。

 

いずれにせよ、フランス語を話せる環境を作ることによってフランス語を話す回数を増やすと、自然とフランス語で話すことに抵抗感がなくなっていきます。

 

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