【(フランス語復習まとめ)Aussitôt que, sitôt que, à peine…queの使い方をわかりやすく】
フランス語の読解の勉強をしていると時々でてくるAussitôt que, sitôt que, à peineって何?
この記事を読むと、
Aussitôt que, sitôt que, à peine…queの使い方
についてわかるようになります。
目次
Aussitôt que, sitôt que, à peine…queの使い方をざっくりと
フランス語のaussitôt que, sitôt que, à peine…queにはどれも、dès que(~するやいなや)という意味があります。
その特徴をざっくり書くと、
- dès queより書き言葉
- sitôt queはaussitôt queよりフォーマル
- ふたつのイベントがほぼ同時に起きている感がある場合はà peine…que
- à peineは文頭に置くバージョンでは特殊になる
というものです。
掘り下げます。
Aussitôt queとsitôt queの使い方
ざっくりの箇所でも書きましたが、Aussitôt que, sitôt queは
- Aussitôt que:フォーマルな書き言葉
- Sitôt que:Aussitôt queよりフォーマル度が高い
という違いがあります。
なので、基本的には交換可能です。
使い方は、
- Aussitôt(Sitôt) que+直説法(最初のイベント), 直説法(次のイベント)
- 直説法+aussitôt(Sitôt) que(最初のイベント)+直説法(次のイベント)
です。
例えば、
空港に着くとすぐに彼は私に電話をした。:
- Il m’a appelé dès qu‘il est arrivé à l’aéroport.:通常
- Il m’a appelé aussitôt qu‘il est arrivé à l’aéroport.:書き言葉
- Il m’a appelé sitôt qu‘il est arrivé à l’aéroport.:よりフォーマルな書き言葉
のようになります。
à peine…queの使い方
à peine…queはaussitôt(sitôt) queと少し使い方が違います。
具体的には、
à peine+直説法(最初の行為) que 直説法(次の行為)
のようになります。
à peineは副詞と同じ場所に置かれます
文で表すイベントが2つありますが、一番始めに書いたように、
- ふたつのイベントがほぼ同時に起きている感がある場合はà peine…que
となります。
というわけで、
- Elle avait à peine fermé les yeux qu‘elle s’est endormie profondément.:彼女が目を閉じるとすぐに、深く眠りについた。
- Il était à peine sorti de chez lui que la pluie a commencé à tomber.:彼が家を出るや否や、雨が降り始めた。
のように使います。
à peineは文頭に置くバージョンでは特殊になる
à peineを文の頭に置くことも可能です。
が、その場合、
- 文中で使われるà peine…queよりフォーマル
- à peineに続く文では主語と動詞の倒置が起きる
- à peineに続く文でêtreが使われる場合は、省略ができる
となります。
つまり、
À peine +倒置文(最初のイベント)que+次のイベント
という使い方になります。
というわけで、
彼女が目を閉じるとすぐに、深く眠りについた。:
- Elle avait à peine fermé les yeux qu‘elle s’est endormie profondément
- À peine avait-elle fermé les yeux qu‘elle s’endormit profondément.
彼が家を出るや否や、雨が降り始めた。:
- Il était à peine sorti de chez lui que la pluie a commencé à tomber.:フォーマル
- À peine était-il sorti de chez lui que la pluie commença à tomber.:よりフォーマル
- À peine sorti de chez lui que la pluie commença à tomber.:洗練された感じ
のようになります。
Aussitôt que, sitôt que, à peine…queの使い方に迷ったら
フランス語のaussitôt que, sitôt que, à peine…queは、
- dès queより書き言葉
- sitôt queはaussitôt queよりフォーマル
- ふたつのイベントがほぼ同時に起きている感がある場合はà peine…que
- à peineは文頭に置くバージョンでは特殊になる
という特徴があり、具体的には、
- Aussitôt(Sitôt) que+直説法(最初のイベント), 直説法(次のイベント)
- 直説法+aussitôt(Sitôt) que(最初のイベント)+直説法(次のイベント)
- à peine+直説法(最初のイベント) que 直説法(次のイベント)
- À peine +倒置文(最初のイベント)que+次のイベント
のように使います。
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