【そのフランス語の間違いは日本語のせい?それとも……?】
フランス語の勉強をしているけど、いつも間違えちゃって嫌になる。何が原因なのかな?
この記事を読むと、
言語間エラーと言語内エラーの違いと対処法
についてわかるようになります。
目次
フランス語の間違いを見分けたい!言語間エラーと言語内エラーの違い
勉強しているのにいつも間違えているフランス語の部分がある場合、
- 言語間エラーであるのか
- 言語内エラーであるのか
を確認したほうがいいときがあります。
それぞれをざっくり書くと
- 言語間エラーであるのか:母語の日本語やそのほかの習得済みの言語が影響してフランス語の運用にエラーが起きている
- 言語内エラーであるのか:勉強しているフランス語の運用についてエラーが起きている
となります。
掘り下げます。
言語『間』エラーでフランス語の間違いが起きやすい?
上でも書いたように、
言語間エラー
というのは、
母語の日本語やそのほかの習得済みの言語が影響してフランス語の運用にエラーが起きている
ということです。
例えば僕たち日本人にありがちなのが、
- 日本語に冠詞がないのでフランス語の冠詞の使い方が身につかない
- ついついフランス語の発音のすべてに母音をいれてしまって話しても通じない
などです。
これについては【日本語がフランス語にうつっちゃってる!?フランス語を勉強するなら知っておきたい日本語の影響】でも詳しく書いたのでご参考ください。
言語『内』エラーでフランス語の間違いが起きやすい?
こちらも同じく上で書いたように、
言語内エラー
というのは、
勉強しているフランス語の運用についてエラーが起きている
というのを意味します。
端的にいうと、
勉強しているけどきちんと身についていない
ということです。
さらに、言語内エラーは2つの種類に分けることができます。
それは、
- 過剰一般化:習ったフランス語のルールを過剰に適用してしまう
- 簡略化:習ったフランス語のルールを単純化して適用してしまう
というものです。
たとえば、
- すべての動詞に-éをつけて過去形を作ろうとしてしまう
- 名詞にはすべて冠詞をつけてしまう
などのことを指します。
言語間エラーと言語内エラーへの対処方法
いつも同じようなところのフランス語を間違えてしまう場合は、
- 言語間エラーであるのか:母語の日本語やそのほかの習得済みの言語が影響してフランス語の運用にエラーが起きている
- 言語内エラーであるのか:勉強しているフランス語の運用についてエラーが起きている
を一度考慮してみるのもいいかもしれません。
そして、
エラーが当てはまったと意識するということが対処方法
になります。
なぜなら、言語間エラーも言語内エラーも、なかなか気づかず繰り返してしまう間違いであるからです。
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