【(フランス語復習まとめ)目的語代名詞がひとつあるときの場所(基本)】
フランス語は現在形や複合過去で代名詞を置く場所が違うようだけど、どんな決まりがあるの?
この記事を読むと、
目的語の代名詞がひとつあるときの文の作り方
についてわかるようになります。
※複数の目的語があるときは別の記事で書きます。
目次
フランス語の目的語の代名詞がひとつあるときの文の作り方をざっくりと
結論から書くと、
- 基本の位置は3つの文の種類によって違う
ということが、フランス語で代名詞目的語があるときの文の作り方です。
掘り下げます。
基本の位置は3つの文の種類によって違う
フランス語の代表的な文の作り方として、
- メイン動詞が活用する単純時制
- メイン動詞が不定詞(原形)の単純時制
- 複合時制
の3つがあります。
そしてそれぞれの文の目的語のひとつが代名詞の場合、
- メイン動詞が活用する単純時制:メイン動詞の前に置く
- メイン動詞が不定詞(原形)の単純時制:メイン動詞の前に置く
- 複合時制:複合時制のかたまりの前に置く
という決まりがあります。
なので例えば、
メイン動詞が活用する単純時制:メイン動詞の前に置く:
- Je le mange.:それを食べます。(メイン動詞はmanger)
メイン動詞が不定詞(原形)の単純時制:メイン動詞の前に置く:
- Je veux le manger.:それを食べたいです。(メイン動詞はmanger)
複合時制:複合時制のかたまりの前に置く:
- Je l‘ai mangé.:それを食べました。(複合時制のかたまりはai mangé)
のようになります。
複合時制で直接目的語が代名詞のときは注意が必要
フランス語のちょっとややこしいルールとして、
- 代名詞が直接目的語(àやdeなどの前置詞なしで動詞の目的語になる)である
- 複合時制の文である
という2つの条件が揃ったとき、
過去分詞の性数一致が起きる
というものがあります。
つまり、
- Je l‘ai mangée.:直接目的語がla
- Je les ai mangés.:直接目的語が男性名詞の複数形としてのles
- Je les ai mangées.:直接目的語が女性名詞の複数形としてのles
のような文になります。
フランス語の目的語の代名詞のどこに置けばいいか迷ったら
フランス語の文で目的語が代名詞の場合、
基本の位置は3つの文の種類によって違う
となり、具体的には、
- メイン動詞が活用する単純時制:メイン動詞の前に置く
- メイン動詞が不定詞(原形)の単純時制:メイン動詞の前に置く
- 複合時制:複合時制のかたまりの前に置く
となります。
さらに注意点として、
- 代名詞が直接目的語(àやdeなどの前置詞なしで動詞の目的語になる)である
- 複合時制の文である
という条件が揃った場合、
過去分詞の性数一致が起きる
ということが起きるというのがあります。
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