【(フランス語復習まとめ)否定文でもdeを使わないケースをわかりやすく】
否定文になったら冠詞はdeを使えばいいんだよね?
この記事を読むと、
否定文でも冠詞がdeにならないケース
についてわかるようになります。
目次
否定文でも冠詞がdeにならないケースをざっくりと
フランス語では、
Je ne mange pas de poisson.:私は魚を全く食べません。
のように、
まったくないというときは冠詞がdeになる
というルールがあります。
が、
- 否定のÊtre文
- 決まりフレーズ
- 否定疑問文による丁寧さ
を使うときは、
もとの冠詞を使う(deにしなくてもいい)
という例外があります。
掘り下げます。
否定のÊtre文
Être文は否定になっても何もないということを表すdeを使いません。
なので例えば、
- Ce n’est pas de la magie.:これは魔法ではない。
- Ce n’est pas du sucre.:これは砂糖ではありません。
のようになります。
決まりフレーズ
フランス語を勉強していると初めの方で出てくる、
- Pas du tout.:全然違います。
- Rien du tout.:何もないです。
も否定のdeは使いません。
決まり文句として覚えていても、否定のdeを勉強したあたりから、あれ?pas de toutだっけ?となったりすることもあるので、注意が必要です。
否定疑問文による丁寧さ
日本語でも、
チョコレート食べます?
よりも、
チョコレート食べませんか?
のほうが、丁寧度が上がるように、フランス語でも
丁寧に誰かに何かを促すときに使う否定の疑問文
があります。
そして、
丁寧に誰かに何かを促すときに使う否定の疑問文の冠詞はdeにならない
という例外があります。
つまり、
Ne voudriez-vous pas un café ?:コーヒを一杯いかがですか。
のようになります。
フランス語の否定のdeを習ったら
フランス語の勉強中に否定文の冠詞がdeになると習ったあとは、すべての否定文の冠詞をdeにしがちです。
が、
- 否定のÊtre文
- 決まりフレーズ
- 否定疑問文による丁寧さ
を使う場合は、もとの冠詞をキープします。
決まりフレーズは具体的には、
- Pas du tout.:全然違います。
- Rien du tout.:何もないです。
を指します。
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