【(フランス語復習まとめ)定冠詞と不定冠詞と部分冠詞のちがいをわかりやすく】
フランス語の勉強してるんだけど、冠詞1つだけでも大変なのに、3つも種類あるのなんなの?
この記事を読むと、
定冠詞と不定冠詞と部分冠詞のちがい
についてわかるようになります。
目次
フランス語の定冠詞と不定冠詞と部分冠詞についてざっくりと
結論から書くと、
- 定冠詞:観念的
- 不定冠詞:個数的
- 部分冠詞:量的
というのが、フランス語の定冠詞と不定冠詞と部分冠詞のざっくりとしたちがいです。
掘り下げます。
定冠詞か不定冠詞か部分冠詞か
個人的には日本では見たことないのですが、僕がいたニースでは朝市へ行くと、石のようなチーズが売っていました。
買うときはチーズ屋さんに量をグラム数で伝えたり、チーズ屋さんがチーズにナイフをあてて、このくらい?もうちょっと?みたいに聞いてきます。
こういうようなシチュエーションを念頭にすると、
- J’aime le fromage. :チーズが好きです(具体的なチーズというより、いわゆるチーズ好きだと言いたい)。
- J’ai acheté un fromage.:(石のような塊の)チーズ1つまるごと買った。
- J’ai acheté du fromage.:(欲しい分だけ切り分けてもらった)チーズを買った。
のようなちがいを、定冠詞、不定冠詞、部分冠詞で表すことができます(類推で感情なども部分冠詞で表されます)。
注意:部分冠詞が不定冠詞に取って代わられることがあります
部分冠詞と不定冠詞については、
部分冠詞で表す状況だけど形容詞や名詞の補語がついたら不定冠詞にすることもある
という決まりがフランス語にはあります。
なのでたとえば、
- J’ai acheté du fromage.:(欲しい分だけ切り分けてもらった)チーズを買った。
- J’ai acheté un gros fromage.:(欲しい分だけ切り分けてもらった)大きなチーズを買った。
のようになります。
フランス語の定冠詞と不定冠詞と部分冠詞に迷ったら
フランス語を使うときに定冠詞と不定冠詞と部分冠詞の選択に迷ったときは、
- 定冠詞:観念的
- 不定冠詞:個数的
- 部分冠詞:量的
というのを念頭に、
部分冠詞で表す状況だけど形容詞や名詞の補語がついたら不定冠詞にすることもある
ことに気をつけるといいかと思います。
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