【(フランス語復習まとめ)フランス語の数字でいつハイフンが要るのかわかりやすく】
フランス語の数を勉強してるけど、ハイフンだったりetを使ったり……法則あるの?
この記事を読むと、
フランス語の数でハイフンが必要になるとき
についてわかるようになります。
目次
フランス語の数を書くときにハイフンが必要になるのは
フランス語では、アラビア数字よりもアルファベットで数を書くことが少なくありません。
そんなときに疑問が湧くことのひとつが、ハイフンはいつつければいいのかということです。
結論から書くと、
1990年以降はすべての数字はハイフンで結んでいい
となりました。
とはいえ、まだすべてのフランス語の数がハイフンで結ばれているわけではないので、伝統的な書き方も覚えておいて損はありません。
というわけで結論から書くと、
- 81である
- 1の位が1ではない
- ひとつの単語で言えない
- 17以上100以下の数である
- 100以上でも100以下である
という5つの条件が、
フランス語の数を書くときにハイフンを必要
とします。
掘り下げます。
81である
100までの数のなかで、ハイフンに関連した特別な数があります。
それが
81:quatre-vingt-un
です。
81に限っては、1の位が1であり、ひとつの単語で言わないのにetを使って結ぶことはありません。
1の位が1じゃない
例えば21や31のように、17以上かつひとつの単語で言い表せない数でも、
100以下で1の位が1のとき:ハイフンは使わない
となります。
代わりに、
1の位が1のとき:etで結ぶ
というルールがあります。
なので例えば、
- 21:vingt et un
- 31:trente et un
のようになります。
なので、反対に、
100以下で1の位が1じゃないとき:ハイフンが必要
となります。
ひとつの単語で言えない
たとえば16や22のように、日本語的には位毎に数字(10の位は1で、1の位は6みたいな)でも、
フランス語的にひとつの単語で表せる数:ハイフンは要らない
となります。
また、20や100といった
切の良い数:ハイフンは不要
です。
どちらのケースもひとつの単語で言い表せるので、そもそもハイフンの出番がないからです。
例えば、
- 16:soixante
- 100:cent
のような数を指します。
なので反対に、
- ひとつの単語で表せない
- 切りの良い数じゃない
ときにはハイフンが必要になることがあります。
17以上100以下の数である
フランス語の数を書くときにハイフンが必要になってくるのが、
17から
です。
なのでたとえば、
- 17:dix-sept
- 18:dix-huit
- 19:dix-neuf
のようになります。
そしてそれは100以下まで続きます。
100以上でも100以下である
例えば999000(99万9千)というときに、日本語だと100以下の数が見えてきません。
しかしフランス語では、
999000:neuf cent quatre-vingt-dix-neuf mille
の部分に100以下の数が現れます。
なので、そしてその部分がこれまで見てきた条件に当てはまるのなら、ハイフンが必要となります。
フランス語の数でハイフンが要るのは
フランス語では
- すべての数をハイフンで結ぶ(1990年から)
- 伝統的な制約もある
のふたつで数におけるハイフンの出番が決まります。
伝統的な制約は具体的には、
ハイフンがいる:
- 81である
- 1の位が1じゃない
- 17以上100以下の数である
- 100以上でも100以下である
ハイフンが要らない:
- ひとつの単語で言える数である
- 切りがいい数である
となります。
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