【フランス語を間違えるのが怖くなくなる方法は間違いにふれることだったり?】
フランス語を話せるようになりたいけど、間違えたり通じなかったりするのが怖くて話せない……。
この記事を読むと、
フランス語の間違いが怖いひとつの原因
についてわかるようになります。
目次
フランス語の間違いにふれていますか?
結論から書くと、
正しいフランス語にふれすぎている
というのが理由で、
自分がフランス語の間違いを犯すのを恐れている
ということが起こり得ます。
掘り下げます。
純粋培養フランス語学習の罠
僕たちフランス語学習者がフランス語を勉強するときに使う教材は、基本的には、
フランス語の間違いがない
です。
参考書だったり問題集は言うまでもなく、台本のあるフランス語のドラマや映画、歌詞の決まっている歌……そこで使われているフランス語は、間違いがありません。
逆にフランス語の間違いが強調されているのが、
僕たち日本人が間違えたフランス語
だったりします(フランス語でこんな失敗をした!とか)。
そしてこうやって、
- フランス語ネイティブや参考書などを書くような先生たちの正しいフランス語
- 日本人の間違えて恥ずかしかった日本人のフランス語
ばかりを摂取していると、
私もつねに正しいフランス語を話さなければならない
という純粋培養フランス語脳ができて、フランス語の間違いを極度に恐れるようになっていきます。
ネイティブもすなる間違いをなんぞ我々もしなむ
この記事を読んでいるほとんどの方は、日本語ネイティブかと思います。
そして自分や周りの人の普段の日本語を振り返ってみると、
日に何度か日本語の間違いをしている
のではないでしょうか。
読めない難読漢字、手書きしようとしたら出てこない感じ、言い淀み、適当に覚えている単語、てにをはの間違い、送り仮名の間違い、知識不足で発言のお尻のほうがあやふやになってむにゃむにゃとごまかす……
などなどと例を挙げればキリがないですが、誰でも思い当たる節がありませんでしょうか。
似たようなことをフランス語ネイティブもしています。
言い間違い、スペル間違い、名詞の性間違い、単語の意味の認識違い、勘違い、支離滅裂な論理
などなど、僕たち日本人が日本語でするような間違い(名詞の性はありませんが)を、教科書や映画ドラマなどのフィクションでないフランス語ネイティブは犯しています。
というか、間違いを犯すほうが自然な会話です。
しかし、僕たちが普通に勉強している間はそういった間違いにふれることはありません。
間違いがないようにチェックされて、作品(参考書とかも含む)は世に出ているからです(ときどき間違いもありますが)。
フランス語のネイティブの間違いに積極的にふれるようにする
フランス語ネイティブの間違いにふれるには、
実際にネイティブとフランス語で話す
しかありません。
実際のコミュニケーションによってでしか、言い間違いや書き間違いは起こりません。
確かに僕たちは非ネイティブなので、ネイティブよりはフランス語の間違いを犯すかと思います。
しかし、彼らネイティブもフランス語の間違いを犯します。
そして、その間違いがあるから、彼らのフランス語は普通だと言えます。
なので、フランス語を間違えたくないと恐れる必要はありません。
堂々と間違え、それが何か?という態度でネイティブとコミュニケーションを取る練習をするのがおすすめです(もちろん、直せそうなところは直していきましょう)。
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