【フランス語の発音の初心者はしないほうがよい3つの勉強方法】
これからフランス語の発音の勉強を始めるんだけど何をしたらいいのかな
この記事を読むと、
発音初心者にはおすすめしない3つの勉強方法
についてわかるようになります。
目次
フランス語の発音をこれから勉強するならこれはおすすめしません
結論から書くと、
- いきなり発音の練習をする
- 文字の読み方を覚える
- 発音記号を覚える
という3つの勉強方法は、
これから発音の勉強を始める方にはおすすめできない
です。
掘り下げます。
いきなり発音の練習をする
発音の音源などを聞いて、いきなり発音の練習をするのはあまりおすすめできません。
その理由は、
非ネイティブはネイティブの発音を聞いても、同じ音を作るのが難しい
からです。
だから練習するんじゃないか!と思われるかもしれないのでちょっと説明します。
まず、
僕たち日本人の耳と脳は日本語を効率的に聞くようにチューニングされている
ということがあります。
というのは、
幼児のときはLやRの聞き分けができるのに、生後一年も過ぎないうちにできなくなる
ということが分かっているからです。
そのため、
- たとえネイティブの発音を聞いても、日本語の音の聞き取りをベースにして認識をしている
- 認識が間違っているので、それを元にした発音も間違っている
ということが起きます。
ですから、
いきなり発音練習から始めるのはやめたほうがよい
のです。
文字の読み方を覚える
フランス語の発音の参考書やYouTubeの動画では、便宜的にアルファベが使われています。
いま発音しているのはこの単語や文ですよ、と教えるためです。
しかしそこでよく起きてしまうのが、
フランス語の文字の『読み方』を基準に音を覚えてしまう
ということです。
こうなってくると、
耳が注目するのが音でなく文字
になってしまうので、
文字を見ないと発音ができない
ということが起きてしまう原因になります。
発音記号を覚える
発音記号を覚えると発音がきちんとできるようになると思ってしまう人が少なからずいます(僕もそうでした)。
しかし、発音記号も文字の読み方と同じで、
発音記号の読み方に意識が向かってしまい、実際の発音への注意が疎かになってしまう
という危険性をはらんでいます。
実際には、
発音を覚えた→発音記号を覚えるという流れがベター
です。
フランス語の発音初心者におすすめな勉強方法
フランス語の発音の勉強をこれから始めるのなら、
- 知識
- 技術
という順番で勉強し、
フランス語の文字情報でなく音情報だけの練習を繰り返す
という方法がおすすめです。
僕たちがフランス語を話すときには、文字は見えません。
そのため、フランス語の音情報だけで相手に意味を伝えなければなりません。
ですから、
発音の勉強は極力フランス語の文字情報を排してする
ようにするのがよいです。
具体的には、
発音の根幹であるフランス語のプロソディ(リズムやメロディ)
から勉強するのがおすすめです。
発音の勉強をこれから始めるのなら
これからフランス語の発音の勉強を始めるのなら、
- いきなり発音の練習をする
- 文字の読み方を覚える
- 発音記号を覚える
はしないようにしましょう。
反対に3つから勉強すると、かつての僕のように発音の矯正にかなりの時間を要するはめになるかもしれません。
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