【フランス語会話初心者の大人のための勉強法5ステップ】
もういい年した大人なんだけどフランス語会話に憧れる……。
この記事を読むと
30代でフランス語会話ができるようになった管理人おすすめの5つの勉強ステップ
についてわかるようになります。
目次
大人でもフランス語会話ができるようになる5つのステップ
結論から書くと、
- メロディ・リズムの練習
- 発音の勉強・練習
- フレーズや決まり文句を覚える
- 簡単な文法・必要最低限単語を覚える
- ネイティブと話す経験を積む
という5つのステップを辿ることにより、大人でもフランス語会話ができるようになります。
僕は30代で同じようなステップを辿って、フランス語会話ができる状態になりました。
それぞれのステップについて簡単に掘り下げます。
大人でもフランス語会話ができるようになる5つのステップとは
メロディ・リズムの練習
目標:フランス語独特なメロディやリズム(フランス語らしさ)を身につける
理由:フランス語らしさがなければ、RやLといった個々の発音ができてもネイティブに通用しないから
フランス語会話ができるようになるのに一番重要なステップです。
僕たち日本人がよく話しがちな、フランス語っぽいメロディやリズムのないフランス語は、
日本語
です。
なぜなら
日本語のメロディやリズムで話しているから
です。
日本語はメロディやリズムなどに関してはかなり寛容なので、外国の方が話す日本語が英語っぽかったり、中国語っぽかったりしても理解は比較的容易です。
しかし、フランス語は違います。
最低限のメロディやリズムなどがないと、
ネイティブは理解できない
ということが起きてしまいます。
おすすめの勉強方法は、
- 日本語字幕があるフランス語の映画やドラマを見る
- 字幕で意味を把握したあとはフランス語のメロディやリズムに集中する
- フランス語のメロディやリズムを真似する
というものです。
発音の勉強・練習
目標:フランス語の発音方法を勉強して作れるようにする
理由:客観的にフランス語の発音方法を知らないと作れないため
日本人はLとRの区別ができないことで有名です。
が、他にもフランス語の音で区別できないものはたくさんあります。
なぜなら
7歳ごろまでに脳が日本語の音に特化されてチューニングされてしまうから
です。
そのため、その年代を過ぎたら
客観的にフランス語の発音の知識を学んでから実際の練習をする
のがベストの発音練習方法になります。
なぜなら客観的な知識のないまま発音の練習をすると、
聞こえてきた音すべて日本語の音化される
ので、
発音するときもフランス語の発音方法とは違う方法で発音する
ということになってしまうからです。
ですから、
- 発音方法の載っている本やYouTube動画でどうやって発音するのかを勉強する
- フランス語の映画やドラマを見ながら実際に口元を動かして練習する
ようにしましょう。
フレーズや決まり文句を覚える
目標:そういうしかないフランス語の言い方を覚える
理由:必要不可欠・文法の知識が要らないため
あいさつやちょっとした決まり文句は、会話でほぼ必ずでてくるのに文法の知識は要りません。
フレーズや言い方をまるごと覚える
しかないからです。
- フランス語会話のフレーズ集で勉強する
- フランス語の映画やドラマを見て覚える
ようにしましょう。
文法の知識が要らないので、
意味と練習した発音やメロディ、リズムを覚えることに集中する
のがよいかと思います。
簡単な文法・必要最低限単語を覚える
目標:自分で文を作れるようにする
理由:文法知識や必須単語を知らないと言いたいことが少しも言えないため
文法は
- 相手が伝えたいことを『深く』理解するため
- 自分が伝えたいことを『深く』理解させるため
に必須です。
そして文を作るには単語も必要になります。
文法と聞くと、うっ……となるかもしれません。
しかし、
フランス語会話で必要になる文法は簡単なもの
で大丈夫です。
具体的に言うと、
中級程度のフランス語文法
です。
中級文法までにでてくるフランス語は、日常会話でよく使われる必須単語です。
音と意味に重点を置いて覚える
ようにしましょう。
会話に必要ないので、
書き方は覚えなくてもいい
です。
ネイティブと話す経験を積む
目標:ネイティブが理解できる発音と文を作る力を身につける
理由:発音と文法力にはネイティブの助けが必須なため
実は発音や文法力は、一人で勉強しても完璧に身につけることはできません。
なぜなら
- フランス語の発音して理解させる
- フランス語で自分の文を作って理解させる
というパートは、
参考書や問題集のように答えがない
からです。
つまり、
発音したり、文を作ってみてネイティブが理解できれば正解
ということになります。
そうやって正解を積み上げていくことによって、まともなフランス語会話ができる状態になれます。
また、発音やフランス語の作文(会話で文を作ることも作文と呼びます)の正解の判断をしてもらうなら、
初めはフランス語語ネイティブ+フランス語教師の資格がある人
がよいです。
なぜなら、ネイティブであってもフランス語教師の資格がない人は、
直感的に間違いがわかっても直し方を体系的に説明できない
からです。
今だとオンラインフランス語レッスンなら、安い、マンツーマン、いつでもできると三拍子そろっているのでよいかと思います。
単語を覚えるときのコツ
単語は無限にあるので、必要なものだけを覚えるようにしましょう。
フランス語会話に必要な単語は2つに分かれます。
- 必須単語
- 自分が話したいことに必要な単語
です。
必須単語は、最低限それがないと会話が成り立たない基本単語です。
自分が話したいことに必要な単語は、たとえば趣味だったり、好きなものについて話すときに必要になる個人的な単語です。
フランス語会話ができるようになりたいのなら勉強のステップの順番を意識しましょう
フランス語会話ができるようになりたいからいきなり文法の参考書を読む。
単語帳を読む。
ということをしていませんか?
それでは
フランス語を読めるようになっても、フランス語会話ができるようにはならない
です。
僕はそれで長年失敗していました。
そしてたどり着いたのが、紹介した5つのステップでの復習です。
ぜひ試してくださいませ。
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