【フランスの大学に留学するなら英語は必須です】
フランスの大学に留学するから、フランス語だけできればいいだろうと思っていませんか?
この記事を読むと、
- フランスの大学に留学すると英語も必要になる理由
- 効率的に英語を勉強する方法
についてわかるようになります。
目次
フランスの大学で勉強するときには英語も必要です
日本と同じく、フランスにも英語だけで取れる大学のコースがあります(参考:【フランスの大学に英語で留学することは可能です】)。
しかしそうでなく、いわゆる
フランスの大学でフランス語で勉強する場合にも英語が必要
になります。
フランスの大学なのに英語の能力も必要になる理由
- 必修選択外国語科目の1つである
- 上級学年に進めばすすむほど、課題として読まなければならない資料が英語になる
というのが、フランスの大学に留学しても英語が必要になる大きな理由です。
必修選択外国語科目の1つである
必須外国語で選択できる外国語は英語だけではありません。
イタリア語や中国語などの選択も可能。
大学によって違うようです。
しかし学科生3年目には、選択した外国語のヨーロッパ言語共通参照枠・B2レベルの取得が必須
なので、他の外国語のレベルが現在のご自身の英語レベル並でないなら、英語を選択しておくことが無難(ヨーロッパ言語共通参照枠に関しては【英会話中級者におすすめな勉強方法】を参照にしてくださいませ)。
上級学年に進めばすすむほど、課題として読まなければならない資料が英語になる
学年が上がればあがるほど、授業や課題として読む参考資料が英語になっていきます。
なぜなら、
国際的に認められた研究論文は英語で書かれていることが多い
からです。
僕がフランス留学中に英語が必要になった具体例
僕はフランスの大学の学士課程最終年(L3)から始め、大学院を卒業(M2)しました。
必修選択外国語科目としての英語
英語の授業は学士も修士も選択必修の1つでした(イタリア語とスペイン語が他の選択肢でした)。
求められるレベルは、
- 学士最終学年でB2(英検準1級レベル)
- 修士課程1年目でC1(英検1級レベル)
試験もそのレベルの物がでました。
つまり、
- B2やC1の試験用紙
- 英語で討論
です(必修英語の合格の仕方については【フランスに留学する方法22:大学で必修の英語の授業を突破する方法】を参考にしてください)。
英語の授業以外の授業で使われる英語資料
この写真は僕が読んでいた学術論文を撮ったものです。
教授から配布されました。
これを読んだ上で、自分の論文に引用する際はフランス語に訳したりまとめたりしなければなりません。
英語の読解ができないフランス人のクラスメイトは何人も辞めていきました。
そしていざ論文を書くときには、英語で書かれた先行研究の資料を読むことが多かったです。
担当教授から進められる資料も英語で書かれたものが大半。
そもそも
フランス人の教授たちが発表している研究結果は英語で書かれている
のが実情です。
英語で書かれた研究論文を読むコツは【フランスに留学する方法23:英語の論文を読むときのコツ『IMRAD(イムラド)』とは】を参考にしてくださいませ。
フランスの大学に留学するなら、英語の勉強もしておきましょう
フランスの大学に留学するぞ!
という時には、英語の勉強もしておくことがおすすめです。
すでに読み書きはある程度できるけれど、英会話に自信がないという方には英会話のオンラインレッスンがおすすめです。
オンラインレッスンに関しては、【フランスで英語を学ぶならオンライン英会話レッスンがおすすめなわけとは?】や【料金順・英会話オンラインレッスン(オンライン英会話)16社比較ランキング】が参考になります。
英語初級レベルからの勉強の方法に関しては、下記のnoteにまとめておいたので参考にしてくださいませ。
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