【フランスの大学に英語で留学することは可能です】

フランスの大学に留学したい!

……でもフランス語ができない、英語ならなんとか……。

 

この記事を読むと、

 

  • 英語で学べるフランスの大学の探し方
  • フランスなのに英語で学べる理由
  • フランスで英語でMBAを取れるある学校の紹介

 

についてわかるようになります。

 

 

英語で学べるフランスの大学の探し方

 

結論から書くと、1000以上のコースが英語だけで授業が行われています。

 

検索は、Campus France(キャンパスフランス)の学校検索ページで出来ます。

キャンパスフランスは、フランスに長期留学をする人が登録必須のフランス政府留学局の公式サイトです。

 

いま検索してみたら、

 

  • 学士課程では127
  • 修士課程では1242
  • 短期やプロ育成コースでは220

 

合計1589個のコースが英語で学べるようです(2020年8月)。

 

そのため、フランス語ができないからといってフランス留学をあきらめる必要はありません。

 

 

フランスで英語で大学の授業を受けられる理由

 

国際化の波の一言につきます。

かつてはフランスではフランス語を話さないと観光客でもいい顔されないと言われていましたが、もはや時代が違います【フランス国内旅行も英語があると便利です】も参考になります)。

 

日本の大学でも英語で授業が行われている大学があります。

僕の友だちのフランス人も日本語は少ししかできませんが、日本の大学院で科学を勉強しています。

 

また、高等教育になればなるほど、文献や資料が英語で書かれているものばかりです。

 

僕の場合も、大学院に進んだら教授がだしてくる参考文献がほぼ英語のものばかりになり、逆に英語ができないフランス人のクラスメイトが「何で英語がでてくるんじゃーー!ぜんぜんわからん!」と何人も辞めていきました(汗)

 

 

たとえばMBAを目指してEDHECへ留学する場合

 

僕自身は普通のフランス語で授業が行われる修士課程で学んでいました。

しかし僕のルームメイトの数多くがEDHECというニースにあるMBAのための学校へ通っていました。

 

彼らのフランス語レベルは挨拶や自己紹介ができる程度のレベル

それでもEDHECでは全授業が英語で行われるため、問題ありません。

ちなみにフランス語の授業も週1であるようですが、強制参加じゃないそうです。

 

留学後はみんなMBAを修得して帰国したりフランスの企業に就職したりです。

 

そのため、フランスに留学したいけれどフランス語ができなくてあきらめている方は、キャンパスフランスでコースを検索して応募してみるのがよいです。

 

フランス留学を決めたら学生ビザなどを手に入れる必要があります。

ビザの取得方法に関しては【(最新版・徹底解説)フランス長期学生ビザの概要・必要書類・申請方法・手順】をごらんくださいませ。

 

 

でもフランス語はできたほうがよくありませんか?

 

確かにそうです。

学校では確かに100%英語で授業が行われるし、学生課なども英語ができるスタッフがいます。

 

しかし学校外では圧倒的にフランス語が強いです。

観光地的な場所なら英語も通じるお店はありますし、若いフランス人なら英語が通用しないこともないですが、運だよりです。

 

当りまえっちゃあたりまえですが、フランス語を何も知らないよりは、やはり多少は知っておいたほうが生活は楽になります。

 

そのため英語で留学できるフランスの学校が見つかったら、ちょっとだけ早めにフランスへ行って語学学校でフランス語を学んでおくのもありかと思います。

School Withといった語学学校検索サイトで探しましょう。

 

全くフランス語がわからなくても、1ヵ月語学学校でしっかり勉強すれば、簡単なコミュニケーションは取れるようになれます。

 

それに、ちょっとでも日本で勉強しておけば、たった1か月の語学留学でも伸び率は段違いです(フランス語初心者から勉強を始めるなら、【独学でフランスの大学院卒業まで出来た僕がおすすめするフランス語の勉強の方法のまとめ】が参考になるはずです。

 

 

 

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