【英語の発音:調音とプロソディの勉強や練習を分けてしたほうがよい理由とは】

このブログでは『外国語学習の1番初めはプロソディで決まり』ということを主張してきています。

 

参考:

【外国語の発音が上手になるために必要な5つの方法】

【英語の発音:プロソディを抑えれば英会話力が上がる理由】

【英単語や英文法を覚えるより、まず文単位の発音(プロソディ)を覚えた方がよい理由】

【聞こえたままに発音しても英語の発音ができない理由とは】

【英会話の上達のために発音の違いを知っておきましょう】

 

でも巷で人気のシャドーイング(聞こえてきた英語を速効真似して口に出す)はそれだけで発音(調音+プロソディ)の練習になるんだから、いちいち分ける必要なくね?なんていう疑問もわいてきます。

 

シャドーイングをして発音がうまくなった!

という人はそれでいいです。

 

しかしシャドーイングしても効果がなかった(泣)という人はいませんか?

 

 

英語の発音:調音とプロソディの練習をいっしょにできる人とできない人がいます

 

 

言うまでもなく僕はできない派のタイプでした。

だから分けることを主張してきているわけです。

 

まだよくわからないままシャドーイングを始めたころ、

 

  • え、いまなんて発音(調音)した?
  • あ、なんか聞き逃した!
  • なんか音が入ってるけど、何べん聞いてもわからん( ;∀ 😉

 

などと思ってしまうことが多く、練習を重ねてもあまり英語の上達の実感はありませんでした(というか実際に通じない)。

 

でも、世の中には発音の向上にはシャドーイングが一番だということを言っている人が多くいます。

ツイッターやユーチューブなどでそういう人が実際にやっている姿も公開されてもいます。

しかし自分とやっていることは変わらない。

 

つまり……

 

シャドーイングをすると

 

  1. 調音とプロソディを両方(発音)が身につく人
  2. そうでない人

 

がいると結論付けました。

 

 

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調音とプロソディを一気に処理できる脳を持っているか持っていないかの違い

 

 

知っての通り脳は分担作業です。

 

  1. 調音された音を聞いて理解
  2. 理解した音を作るための口の動き
  3. プロソディを理解
  4. プロソディを表現

 

をする脳の場所はそれぞれ違います。

 

シャドーイングで調音とプロソディを同時に向上させることのできる人は、この4つの脳の場所をほぼ同時に動かせます。

 

そうでない人(僕)なんかは、『調音された音を聞いて理解→その音を口で作る』の連結が弱かったりします。

そこが弱ければプロソディに気を回すことなんて埒外だったり(笑)

 

こればかりは脳の作りなので、いかんともしがたいです(涙)

チキショー!などとセルみたいに悔しがっても仕方がありません。

 

ウンチ(運動音痴)だったり音痴だったりするのもいかんともしがたいのです(涙涙)

 

 

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分担作業なんだからわければいいのでは?

 

 

というわけで、なんとかできんだろうかと考えて思いついたのが、分担作業なのだからわければいい、ということです。

 

  1. 調音された音を聞いて理解
  2. 理解した音を作るための口の動き
  3. プロソディを理解
  4. プロソディを表現

 

という発音に必要な4つの要素を一度にするのではなく分けて練習すればいいのではないのか!ということです。

 

そこでまず調音とプロソディのどちらから練習するかということになりました。

 

そうすると、調音を練習してても英語通じないんだけど??的な経験と胎児の時点でプロソディを学んでいるという実験結果から、

 

  • プロソディの練習のほうが調音のそれよりも最重要事項であると知れました。

 

参考:

【英語・フランス語etc、外国語を勉強するときはプロソディも重要です】

 

 

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プロソディの練習に集中すると英語が通じるようになってきた

 

 

そこでシャドーイングはシャドーイングでも

 

  • プロソディの練習に特化したシャドーイング

 

をすることにしたところ、たとえばルームメイトの英国人とかに英語が通じるようになりました。

 

具体的に何をするかというと、

 

  • シャドーイングしているときに調音は極力無視してプロソディに注視

 

の一点のみです(僕の場合はそのあと英語ネイティブのルームメイトがいたので補完練習もできていました)。

 

ちなみにプロソディも

 

  1. プロソディを理解
  2. プロソディを表現

 

と2つの要素に分かれます。

これはどいういうことか説明します。

 

よく言われるのがアメリカ人。

表情や表現が大げさだと言われますね。

 

Oh my God !!!!! Thank you thank you thaaank you !!!

 

とか助けたりプレゼントあげたりすると言われますね。

 

しかし大げさだと思える時点でプロソディを理解しているわけです(なんかめちゃくちゃうれしい時のアメリカ人の英語はこんな感じだな、セエエエンキューみたいにエが長くなる、みたいな)。

 

でもそのアメリカ人の英語の表現のプロソディ(アメリカ人的には普通)を自分がいざ表現しようとするとどうでしょうか?

 

難しい人もいるのではないでしょうか?

僕は難しかったです。

 

特に僕は、

 

おまえは喜怒哀楽が欠落している

楽しいときはもっと楽しそうにしてよ

 

などとよく言われるくらいに無表情で静かなタイプ(らしい)です。

 

なので、プロソディの表現に初め抵抗感がありました。

 

自分が知っていたのは日本語のプロソディのみ(日本語を話せる人なら身につけている)なので、それとは違うプロソディで話そうとすると、

 

  • 逆に音程を外している感
  • いつもの自分じゃない感
  • 極論言えばなんか恥ずかしい

 

などがでてくるわけです。

でもそれでいいんです。

その日本語じゃないプロソディじゃなければ、英語は通用しないのですから。

 

 

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英語のプロソディを練習してから調音を練習しましょう

 

 

実はある程度プロソディが合っていれば、調音が間違っていても英語の通じやすさはアップします。

 

日本語だって、朝飯を食べている人がごはんを口にふくんだまま、

 

おももぅ

 

みたいなことを言えばそれが「おはよう」だとわかります。

 

え、それは朝という時間帯だったり、お椀をすこし上げる動きだったりから推測してるんじゃないの?と思うかもしれません。

 

それは半分正解です。

 

なぜならそのようなシチュエーションのなかで、『おももぅ』という2つ目と3つ目の音が1つ目と4つ目の音より高いというプロソディに合致するのが『おはよう』しかないということからも理解できているわけですから。

 

要はプロソディとシチュエーションが『おももぅ』を『おはよう』だと補完してくれているわけです。

 

このようにプロソディで調音の間違いの補完は出来るし、プロソディが合っていなければそもそも英語だとみなされないわけなので、まずはプロソディを練習しましょう。

 

それに比べて調音は解剖図的な知識が必要です。

 

  • 舌の位置はここ!
  • 口の開け具合はこのくらい!

 

とか。

そういうのはあとから調整していけばよいのです。

先に正しい調音ができるようになっても、プロソディが合っていなければ通じません。

 

ちゃんと甘噛みしてvって発音しているのに通じな~い!とかそういう経験がある場合は、プロソディが違っていることが多いです。

 

特にシャドーイングで練習しているのに、発音力が向上しないと感じている人は、

 

プロソディ特化型のシャドーイング→調音の知識→通常のシャドーイング

 

とかをするとよいかと思います。