【南仏ニースから日帰り旅行・マントン観光情報】
フランスとイタリアの国境の町マントン。
レモンやジャンコクトーで有名なこの町は、『フランスの真珠』とも呼ばれます。
マントン
観光客が行くような場所は限られています。
町自体が小さいからです。
大きく分けて、
港
美術館
旧市街
の3つです。
港には大小の船が停泊しています。
マストがつくる造形美や、その奥に見える旧市街の街並みを堪能するのがよいかと思います。
マストゴーな美術館は2つあります。
2つともコクトーの名前を冠しています。
1つ目はMusée du Bastion Jean Cocteauという美術館です。
旧コクトー美術館。
海側の港の入り口に位置しています。
比較的小さめですが、コクトーの作品とその都度のテーマに沿った他の作家の作品が展示されています。
僕が行ったときは、サラ・ベルナールをテーマにした作品が展示されていました。
日本でも人気を誇るアルフォンス・マリア・ミュシャの女性像のモデルとなった人と言えばあっと思う人もいるかもしれません。
なので、ミュシャの作品も展示されていました!
そしてもう1つの美術館がMusée Jean Cocteau。
新コクトー美術館。
旧コクトー美術館に比べると規模がまず大きいです。
建物も、旧コクトー美術館が砦を改装して作られているのに対して、こちらは現代建築。
地下1階はすべてコクトーの作品で埋められています。
映像作品もあります。
1階は現代作家の展示に使われていました。
料金は10ユーロ。
学割で7・5ユーロ。
1枚のチケットで新旧両方の美術館へ入れるので、どちらから入っても無くさないようにしましょう。
新コクトー美術館の隣には市場があります。
僕が行ったときはすでに商いは終了していました。
市場の後ろに広がるのが旧市街。
レモンに関係した商品を売っているお店が所狭しと連なっています。
2月末のレモン祭り
レモン?
ええ、レモンがマントンの特産品なのです。
もし都合が合えば、2月末のマントンレモン祭りを見に行くのもよいかと思います。
画像
口の中が酸っぱくなる楽しみが一杯です!
※ちなみにバレンシアのトマト祭り・トマティーナとは違い、レモンをぶつけ合うようなことはないので安心してください。
入場料は15ユーロでした。
ニースからの行き方
バスか電車で行けます。
バスだとニースの港PortからMenton行きへ。
片道1・5ユーロ。
交通事情によりますが、途中でモナコを経由し、約1時間から1時間半で着きます。
車に酔いやすい人は電車がおすすめです。
ニース・マントン間のバスは海岸線沿いを走りますが、いかんせん道がくねります。
僕は酔いました。
電車だとニースのGare de Nice VilleからGare de Mentonまで約40分です。
片道5・3ユーロです。
※記事内の料金などは2018年11月現在の物です。
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