【(初心者向け)簡単なフランス語文法入門・基本の『き』・2(繋辞で何がいえるのか)】

坊主憎けりゃ袈裟まで憎いですね。

外国語学習も同じ。

一度嫌いになってしまうと、あれやこれやが日本語と違うからと思いついてしまう。

 

でも、僕たちは日本語についてどれだけのことを知っているのでしょうか。

あれやこれやと違っていると信じている外国語のルールが、実は日本語と似ていたら……もっと簡単に習えると思いませんか?

 

 

繋辞(けいじ)で何が言えるのか

 

前回の記事で繋辞文について書きました。

 

簡単にまとめると、

・日本語でのいわゆる『AはBです。』の文

・AとBはイコールだったり違ったり

・フランス語にも繋辞を使った文があるが日本語と言える内容が違ったりする

 

ということでした。

 

 

じゃあ日本語では何が言えるの?

 

代表的な物をあげると、

 

  • 名前 (わたしはシンジです。)
  • 国籍 (わたしは日本人です。)
  • 地位 (わたしは学生です。)
  • 年齢 (わたしは35歳です。)
  • 指し示し (これはリンゴです。)
  • 値段 (これは130円です。)
  • 場所 (わたしはフランスです。)
  • 所属 (わたしの国は日本です。)
  • 時間期間 (日本は12時です。)
  • 曜日 (今日は火曜日です。)
  • 日付 (今日は10月28日です。)
  • イベント (お祭りは明日です。)
  • 天気 (明日は晴れです。)
  • 形容詞 (ニースの海は綺麗です。)
  • 主題 (ニースは海が有名です。)
  • 好き嫌い (わたしはチョコレートが好きです。)
  • 上手下手 (わたしは野球が下手です。)
  • 欲しい (わたしは携帯電話が欲しいです。)
  • 痛み (わたしは腰が痛いです。)

 

になります。

微秒な例外はありますが、すべて『AはBです。』となっていますね?

日本語を学ぶ海外の方は、日本語の繋辞でこれが言えると習います。

 

 

フランス語では?

 

フランス語の繋辞は、

 

être

 

A=Bの=に当たる部分です。

しかしAの人称や数によってêtreを活用しなければなりません。

人称とは文の主役のことです。

1人称視点の映画とは見ている人の視点で撮ったような映画のこと。

êtreは一人称のとき、すなわち『わたし=Je』のときは、suisに変わります。

なので、『わたしは日本人です。』は、

 

Je suis japonais.

 

になります。

なんだ、じゃあ他の文も簡単じゃん!

 

ちょっと待ったぁぁぁ!!!

 

例えば名前を言いたいときの、『わたしはシンジです。』は、

 

Je m’appelle Shinji.

 

になるんです。

他にも日本語では『AはBです。』と言えるのに、フランス語で “A être B. ” と言えないものがたくさんあります。 

suisはどこ行ったー!!

 

 

まとめ

 

このように、日本語とフランス語では似ているところもありますが、違うところもあります。

 

似ているところは、

・どちらの言語も繋辞がある

ということ。

 

違うところは、

・繋辞で言える範囲が違う

ということです。

 

次回はその違いについてです。