【留学しても性格は変わりませんが、価値観が増えます】
内気な性格を気にして留学をためらっていませんか?
留学して性格を変えてみたいと思っていませんか?
目次
留学して変わらない性格、変わる価値観
結論からいうと、内向的、外交的といった性格は、
- 生物学的性格(性格基礎)
- 経験的性格(性格補助)
の2つからなりたっていて、留学で変えることができるのは
- 経験的性格(性格補助)
のみです。
つまり、
- 留学しても根本的な性格は変わらない
ということです。
留学して変わる価値観と性格への影響
生物学的性格
性格の生物学的性格というのは、いわゆる
- 遺伝子
- 神経伝達物質(よくきくドーパミンやアセチルコリンなど)
- 自律神経(交感神経、副交感神経)
の関連のもので、基本的には変えられません。
要約すれば、どういうときに自分がリラックスできるかというのの違いです。
- みんなでわいわいするほうがリラックスできるタイプ(外交的とよばれる)
- ひとりや少人数でわいわいするほうがリラックスできるタイプ(内向的とよばれる)
ひとりでわいわいというのは、個人的にはすごくわくわくしている(例えば絵を描いている、本を読んでいるなど)状態です。
この辺の生物学的なものは、『内向型を強みにする
経験的性格
いわゆる、過去の経験が現在の性格に影響している状態です。
- 生物学的に外交的な性格の人が徹底的に貶められるような経験を繰り返せば内向的に
- はんたいに、生物学的に内向的な性格の人が徹底的に尊ばれるような経験を繰り返せば外交的に
なってしまうこともあります。
たとえば周りの話を総合すると、僕は小さいときはかなり積極的な子だったそうなのですが、その当時に母親が蒸発したりあれやこれやの経験の結果か、現在の性格は内向的なほうです。
飲み会やクラブに行くのはあまり好きじゃありませんし、旅行も1人でするほうが好きです。
留学して変わる価値観とは
経験的性格は価値観の変化によって変えることができます。
要は過去の経験での価値観が影響している現在の価値観を、新しい価値観でアップデートする感じです。
きっかけは留学でも読書でも出会いでも旅行でも何でもよいです。
しかし留学のインパクトはかなり大きいです。
ある意味、最近サブカルではやりの異世界体験だからです。
特に島国である僕たち日本人からすると、言語も文化も人間関係も0からのスタートです。
内気やシャイや言うてても、異世界の洗礼は怒涛に押し寄せてきます。
自分を変えて適応させないと病気になります。
この適応部分が『おっ、ちょっと性格が変わった』と思ったり言われたりする部分になります。
たとえば、僕が留学しているフランスではハグは当たり前です。
僕がハグが苦手だったのですが、しなあかんものはしなあかんのでしているといつのまにか慣れました。
また日本で僕の性格を知っている人は、ハグをしている僕を見るだけで、あのシンジが!?などと思い、さすが留学だ、などと思うのでしょう。
そのような他人からの評価はどうでもよいのです。
大切なのは変化に慣れた自分。
内向的な基本的な性格はそのままでも、適応し受け入れることが増えるだけで生きやすくはなれます。
じゃあ留学したら外交的な性格になれませんか……?
確かに、留学しても基本的な性格はそのままのケースが多いかと思います。
基本的な性格は生物学的なものなので、変えようもありません。
しかし繰り返しになりますが、留学という大きなインパクトで適応できるものが増えれれば、基本的な性格はそのままでも生きやすくはなります。
適応し価値観が変わると、以前は気にしていたことがあたりまえになります。
自分では変化がないなと思っているようで、変化は訪れていたりします。
そのため、留学で性格を変えることを目的とするよりは、価値観をアップデートすることを目的にしたほうがよいかと思います。
また、内気でシャイな性格だからと留学を思いとどまる必要もありません。
現地の人でも他の国からの留学生でも、内気でシャイな人はたくさんいます。
内向的な僕でも多くはありませんが、友人とよべる人たちができました。
内向的か外交的かは、がどういうときにリラックスできるかの違いです。
それは気に留めつつ、価値観を増やすためにさくっと留学してしまうのもよいかと思います。
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