【フランスに留学する方法16:新学年登録に必要なこと – CVECの概略などについて】

夏休みも終わり、いよいよ新学年の季節。

このまま待っていればいいのかな?

だめです。

 

この記事を読むと、

 

フランスで大学生をして2年目に進むために必要な手続き

 

についてわかるようになります。

 

 

オンラインで入金登録してから大学に行きましょう

 

時期が来たら

 

  • オンラインで登録・入金
  • キャンパスで学生証更新

 

をしましょう。

 

 

フランスの大学は1年ごとの登録制

 

1年目が終わってそのまま何もしないと、昨年度の学生証を持っているだけの学生じゃない人、になります。

忘れないようにお金を払いましょう。

 

新しい学年への届けの領収書や学生証がないと、滞在許可証の更新も不可能です。

 

 

登録の方法

 

することは主に3つあります。

 

  1. CVEC入金
  2. 学生登録手続き(学費入金)
  3. 学生証の更新

 

です。

 

CVEC入金

 

CVEC学生基金のようなものです。

2018年から支払いは義務に。

 

学生である以上、毎年支払う必要があります。

支払いが終わると支払い証明書が発行され、学生登録ができるように。

 

ちなみに2018年では登録料90ユーロでした。

 

 

学生登録手続き

 

これは各大学で違うそうですが、五月半ばくらいから、

 

大学名 + inscription

 

ググると出てくるようになります。

前年度の成績の結果がでしだい登録しましょう。

 

新学年登録(ニースの場合)

以下の話は僕の通うニース大学の場合です。

ニース大学では各生徒に専用のネットプラットホームが割り当てられます。

そのプラットホーム上で新年度の登録ができるようになります。

その後、

 

  1. 登録ページへ行くと、前年度に登録した住所などの情報や合否の情報を引き継いだ画面が表示(合格していれば翌年度の学年。そうでなければ前年度と同じ学年)
  2. CVECの支払い証明書の番号を入力
  3. 新学年の登録費の支払い(オンラインでもキャンパスでもできます)
  4. 申請した証明書発行

 

という手順になります。

キャンパスへ

 

学生登録しただけではまだ完璧に終了していません。

 

学生証と登録証明書を持ってキャンパスへ行きましょう(現地支払いの場合はクレジットカードなども必要になります。ニース大学の場合は、クレジットカードが小切手のみ受け付け。現金は不可でした)。

 

念のためにCVECの支払い証明書も持って行きましょう。

 

証明書と支払いが確認されると、学生証の年度を示す新しいシールが貼られます(カード自体は同じ)。

 

二年目以降はこれで終了です。

一年目の場合は、滞在許可証更新も待っています(滞在許可証の更新については【フランスに留学する方法04:滞在許可証の更新の義務(大学・大学院留学のケース)】をお読みくださいませ)。

 

 

なんで2つの支払いがあるの?二重取りじゃない?

 

確かに僕もロシア人の友だちも、2018年度の登録時になんだこれとなっていました。

ただでさえ非ヨーロッパ人学生に対してのみ学費の値上げが行われたのに、さらに別途支払うものがあるのかと(フランスの大学の学費の値上げについては【フランスの大学・大学院の新しい学費】が参考になります)。

 

しかし、CVECの支払い無しに学生登録は不可なので支払うしかありません。

ただしある種の奨学金生徒に関してはCVECの免除が適応される場合もあるそうですが、いつ変わるのかわからないので常に公式ホームページを確認しましょう。

 

 

フランスの進学は自動じゃないので気を付けましょう

 

この三つのこと。

 

  • CVEC支払い
  • 学生登録支払い
  • 学生証更新

 

これなしに次の年の学年にはなれないので気を付けましょう。

 

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