【フランスに留学する方法28:修士論文はこう書きましょう】

フランスのニース大学に留学していた管理人シンジです。

フランスの大学で修士論文を書きました。

そのときの経験が今後留学する人に役に立つかと思ったので書いておきます。

 

なお、僕の通っていたのは言語学科です。

他の大学、学科で違いはあるかと思うので参考までに。

 

 

4つの気にかけること

 

論文を書く際に気にすることは以下の4つです。

 

  1. 形式
  2. 構成
  3. グーグルスカラー
  4. zotero

 

 

どうしてこの4つを気にかけなければならないの?

 

初めの2つ、

 

  • 形式
  • 構成

 

は守られていないと受け付けてももらえないからです。

次の2つ、

 

  • グーグルスカラー
  • zotero

 

は知っておくと執筆に便利だからです。

 

 

具体的にはこうしましょう

 

形式について

 

それぞれの大学で決まりがあります。

書き始める前に担当教授に要チェックです。

決まりは主に、

 

  • 表紙
  • 目次の作り方
  • 通し番号のふり方(相互参照を使った箇条書きの利用方法)
  • 余白のサイズ
  • 文字のサイズ
  • インデント
  • 学科で使われている共通略称

 

などです。

 

 

構成について

 

僕(言語学科)の場合、

 

  • 表紙
  • 目次
  • 導入
  • 理論
  • 実験(実験方法・実験結果)
  • 考察
  • 参考文献
  • 謝辞(任意)

でした。

 

  • 導入
  • 理論
  • 実験(実験方法・実験結果)
  • 考察

 

の4つがメインパートにあたります。

 

導入は、

 

  • 何について書くのか(テーマの紹介)
  • そのテーマについてこれまでどんなことが言われてきたのか
  • 最深のテーマはどういうものか

 

などです。

 

理論は、導入パートを踏まえ、

 

  • 過去の論文の引用などで、実験パートで研究するパラメーターを導き出す

 

などです。

 

実験は、

 

  • 実験の方法(何を使うのか、どう使うのか、被験者の数は、理論パートから導き出される予想は)
  • 実験結果はどうなったのか(表などを使って分かりやすく)

 

などです。

 

考察は、

 

  • 実験前の予想と比較
  • 新しい発見はあるか
  • 結論

 

などです。

 

 

グーグルスカラー

 

すべてのパートで、参考文献になる過去論文を探す時に重宝します。

 

 

ZOTERO

 

参考文献を書くのに役に立ちます。

オンラインで得た参考文献情報を自動で保存し、クリックいくつかで参考文献表を作ってくれます。

詳しくはこのページをどうぞ。

 

 

自由に書いたらいけませんか?

 

確かに自由に書けたらそれが1番よいです。

自由な発想は自由な環境から生まれるなどと言われます。

 

しかしアカデミーの場面ではそうは行きません。

芸術作品を求めているわけではないので、読み手側(教授)の理解を促すようにしなければなりません。

 

毎年何十人もの論文を読む教授からすれば、文字の大きさや余白のサイズが揃っている方が読みやすいです。

相互参照機能で箇条書きの番号が関連付けられていれば、クリック1つで指定場所に飛ぶことができ、いちいちページを戻る必要がありません(執筆中の面談時は、プリントアウトしたものでなく、ワードを使ってします)。

 

グーグルスカラーやZoteroに関しては、自分の手間を省けます。

図書館へ行って参考文献を探すのもよいですが、最新の論文などは本として発行されていないものもあります。

参考文献記入は必須ですが、いちいちすべての名前をパソコンで打ち込んでいくよりも、自動的にしてくれるもののほうがスピーディーです。

 

読んでくれる教授のため、そして自分のためにも、

 

  1. 形式
  2. 構成
  3. グーグルスカラー
  4. zotero

 

には気をつかいましょう。

 

 

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