【留学に失敗はないので悩まないで留学しましょう】
フランスの大学院に留学してる管理人です。
留学したいけれど失敗することを考えてためらっていませんか?
この記事を読むと、
留学に失敗はない
ことについてわかるようになります。
目次
留学に失敗はありません
どのような結果になろうとも、留学に失敗はありません。
もし『留学の失敗談』などを読んでしまい悩んでしまっているなら、考えを改めてさくっと留学してしまいましょう。
留学に失敗がない理由
究極的に留学は
経験と目的を得るための行為
です。
目的は資格だったり技術の習得など。
そのため、目的の達成部分がだめであっても、経験は残るから失敗にはなりません。
経験は経験値になりますです。
留学したという経験値がある人とない人では雲泥の差があります。
ボルダリングというスポーツがあります。
壁に突起があり、それを利用しつつ頂上まで登っていくロッククライミングのようなスポーツ。
僕は1度だけしたことがあります。
体力も筋力もないもやしっ子の僕では、頂上にたどり着くことはまれでかなりの回数落ちましたが、そのことを知れたり実際の感覚が経験値です。
テレビや雑誌で見ただけとの情報とは段違い。
同じように、留学の経験自体は経験値として残ります。
例えばこのようなことも失敗ではありません
ネットで検索すると、いろいろなことが留学の失敗の例だとでててきます。
失敗の代表的なものは、
- 語学力が伸びない
- 現地で日本人とだけつるんでしまった
- 現地の文化に慣れなかった
- 自由を謳歌しすぎて、学校をさぼってしまった
などです。
語学力が伸びなかった
語学力をつける(もしくは伸ばす)ことを目的として留学したけれど、あまり上達しなかったという失敗例です。
これは経験+目的(資格だったり技術の習得)の目的の部分に関する話です。
留学の目的を果たすことができなかったので留学が失敗だという主張です。
しかし、
留学中にしていた語学勉強では自分の語学力がのびなかった
という点で経験値は上がっています。
語学学習の方法はいろいろあります。
学習者の脳的にどのような方法がよいかは千差万別です。
ひとつの方法で万人の語学力がのびるなら、全員使っています。
そのうちの1つ(もしくはいくつか)の方法が自分には合わなかった
ということを留学経験を経て知れたので、別の方法をためせばよいのです。
留学失敗ではありません。
現地で日本人とだけつるんでしまった
現地で現地の人とコミュニケーションを取るだけが目的で留学はしません。
そのためこれは、留学における経験+目的(資格や技術の習得)の目的とは違います。
現地であえて日本人とだけコミュニケーションを取るのには様々な理由が考えられます。
- 現地の言葉がわからない
- 文化的バックグラウンドどが同じで分かりあいやすい
- 現地で日本人以外からトラウマ的な経験を受けた
などでしょうか。
1つというよりは、いろいろ絡まっていそうです。
しかしこれも経験値になります。
- 現地の言葉がわからないと、現地の人とコミュニケーションがとれないと思ってしまう自分を知れた
- 文化的なバックグラウンドが存在することを体感できた
- 個々人より非日本人というまとまりで見てしまう自分を知れた
などを理解できるような経験値です。
言葉が通じなくてもコミュニケーションはできます。
お店などでレジ打ちをしてくれたレジの人に感謝の意味で微笑むだけでもコミュニケーション。
また現地で日本語を勉強している現地の人を探せば、現地の言葉を知らなくてもコミュニケーションができたりします。
文化的な背景も日本にいると見えにくいので、それを知れたことは大きな経験値です。
留学中は現地の人ばかりに会うわけではありません。
語学学校にせよ大学、専門学校にせよ、自分と同じ留学生という立場でさまざまな国から来ている人がいます。
そのような人を日本人じゃないからと十把ひとからげで無視してしまったということを知れるのも1つの経験
です。
毎日のニュースや自分の周りを見てもわかるように、
日本人でも嫌な人や悪人はいます
当たり前のことですが、性格は国籍ではなく個々人で違ってきます。
これはグループ内側と外側で分けて見てしまいがちという人間の問題でもあるのですが、それを身をもって体験したというは大きな経験値です。
現地の文化に慣れなかった
これも資格や技術の習得とは違うので、経験+目的の経験にあたるものです。
文化は色々。
食文化や恋愛の仕方から道を渡る方法まで多岐に渡ります。
これらは現地で直接ぶつかるので、かなりの経験値の獲得に。
自分という人間が何をどこまで許容できるのかが知れてよいです。
ちなみに僕はフランスに3年いますが、いまだにフランスのチーズに慣れません。
臭いが駄目です。
しかし
- 行政の手続きの煩雑さやグダグダ加減や時間に正確でない交通機関
- 道に犬の大きいほうの落し物が沢山あること
- 赤信号でも渡るのがデフォな感じ
には慣れました。
自由を謳歌しすぎて、学校をさぼってしまった
これは経験+目的(資格や技術の習得)の両方にあたります。
留学中は周りにそれまでの自分を知っている人がいなくなります。
さらに新しい経験ができるからと色々してしまいます。
歯止めがきかず、結果として疲れてしまって学校にサボったり休んだりしてしまう。
これは目的としてはダメですが、経験的にはとてもよいです。
自分自身のコントロールについて知れるからです。
どういう時に自分が目的を忘れるような行為をしてしまうのか身をもって経験したわけです。
経験値をつんだところで、語学や資格の習得をしていなきゃ結局意味なくないですか?
たしかに留学の目的である語学や資格の習得を達成できていないので意味がないように思えてしまいます。
しかしそういった目的は、日本にいても達成できないことがあります。
例えばMBA(経営学修士)は日本でも修得できますが、学習者すべてが修得できるわけではありません。
そしてこの場合も、自分の勉強の仕方が自分には合わなかったという経験値はつんでいます。
つまるところ、
目的と経験の目的の部分は留学するしないに関係なく達成できたりできなかったりする
わけです。
そして目的を達成できなくても、経験の部分は残り経験値となります。
経験値が多い方が、次の挑戦に有利になることは説明するまでもないかと思います。
というわけで、留学して失敗したら嫌だからと留学を迷ったり不安になる必要はありません。
留学したいならさくっと留学してしまいましょう。
留学してもダメだったという経験は次のためのよい経験値です。
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