【フランス留学・パリにこだわる必要はまったくありません】
フランスの留学といえばパリだと思い込んでいませんか?
僕は思い込んでいました。
この記事を読むと、
フランス留学でパリを選ぶ必要がない理由
についてわかるようになります。
目次
ニースを留学先に選らんでよかった
ニースの大学に留学してよかったと思っています。
これは住めば都のようなものではありません。
僕はワーキングホリデーでパリに1年住んでいましたが、比較してもそう言えます。
ニースの大学に留学してよかった点
僕はニース大学の大学院で言語学を学んでいます。
学士の3年生から始め、修士の2年目までです。
そんな僕がニースの大学に留学してよかったと思う点は
(重要点)
- 勉強したい教科があった
(次点)
- 生活費があまりかからない
- 自然が多い
- 海がきれい
- 気候が穏やか
- 田舎過ぎず都会過ぎず
- 空港が近い
などでしょうか。
留学先を選ぶときの流れと留学中に起きる問題
日本からフランスの大学へ留学するさいは、Campus Franceをとおして申し込むのが一般的。
いろいろの手続きの後に願書をおくり、合格通知が来た大学の中から行きたいところを選びます。
実は僕はパリの大学にも応募していました。
しかし落ちました。
合格通知が来たのはニース大学とトゥールーズ大学のみ。
正直、当時はフランス留学=パリだったので、落ち込みました。
留学自体どうしようかなと思うくらいに。
しかしせっかく受かったのだからとニースとトゥールーズの大学と土地を比較し、ニースの大学を選びました。
それが正解でした。
留学中は、
- 大学の勉強はなかなかハード
- フランス語の出来はまあまあなので、さらに授業がハードに
- 僕はあまり人付きあいもよいほうではありません
- 落ち込みやすい性格
という4つの相乗効果のせいで、正直何度も大学辞めてやる!などと思ったものです。
しかしそんなときにニースの海へ出かけます。
そうすると眼前には海と空と水平線だけです。
しばらくビーチで横たわり静かに波音を聞いているだけで心が癒され、また頑張るか、となるわけです。
人は生きているとストレスがたまります。
一番のストレスは
人間関係
だと言われています。
しかし留学中はそこに加えて以下のことでもストレスがあります。
- 学業
- 言語の壁
- 文化の壁
です。
4つのストレス問題とどう折り合いをつけるのかが留学中の重要な点でもあります。
そういった点でも、ニースは海が近くて最高です。
ビーチにいて波音を聞いているだけなら、
- 人間関係
- 学業
- 言葉の壁
- 文化の壁
どれも問題になりません。
もちろん自然よりバーでお酒飲んだりクラブで踊ったりしたほうがストレス発散できるという人もいるかと思います。
そういう人用にバーもクラブも揃っているのがニースです。
でも、大学ならパリのほうが質が高いんでしょ?
たとえば世界の大学ランキングを調査しているこちらのホームページ(Best universities in France)でも、フランス国内だけで見ればトップの大学はパリのもので占められています。
しかしそれは日本でいえば、東大や京大を目指すようなものです。
その必要性を覚えないのならば、パリ以外の大学も全然ありではないでしょうか。
必要性とは、
ぜったいにパリの大学でなければならない理由
すなわち
パリの大学でしか学べない教科があるかどうか
です。
それ以外はいわゆる『東大』の肩書がそれ自体でブランドになるようなものです。
ちなみにフランス国内ランキング1位のPSLは世界ランキングでは41位です。
それでも、どうしてもパリがよいというならパリの大学へ行きましょう。
そうでなければ、
自分の勉強したい教科がある大学
で、留学ストレス解消がほどよくできそうな場所ならどこでもよいかと思います。
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