【社会人留学を周りから否定されたときの対処法】

フランスのニース大学に留学しているシンジです。

 

社会人留学しようと周りにうちあけてから色々言われていないでしょうか?

特に会社のなかではネガティブなことを言ってくる人もいませんか。

 

この記事を読むと、

 

留学を周りに否定されたときの対処法

 

についてわかるようになります。

 

 

挑戦に否定的な他人の言葉は聞き流せばよいです

 

結論からいうと、留学に関してネガティブなことを会社の人に言われても聞き流してOKです。

 

度合いにもよりますが、あまりにも酷い場合は留学を機に(むしろ会社を辞めるのを機に)縁を切れることを知れて良しとしましょう。

 

 

挑戦を否定する意見を無視してよい理由

 

挑戦とは

 

何かをしたいという気持ち+その何かが簡単ではない

 

という意味です。

 

留学は費用や言葉、ビザ、環境といろいろ一筋縄ではいきません。

いろいろ煩わしい、それでもしたい。

だから挑戦です。

 

何かをしたい自分の気持ちを他人に否定される筋合いはありません

 

留学などは倫理的にまちがった行為ではありませんしなおさらです。

 

人間、なぜかネガティブな意見を受け止めてしまいがち

身体的なこと、作業能力のこと、社会的なこと。

テレビや雑誌、新聞、漫画、そして職場や学校ご近所づきあいなどで色々言われるます。

例えばデブ、ハゲ、使えないやつ、低収入などという言葉です。

 

しかしそういった他人からの意見を自分が自分を見るときの意見にする必要はありません。

 

幸福とは呼べないしあわせもある

 

というようなセリフ(はっきりした文言は忘れました)が、僕が日本の大学の卒論で扱った村山由佳さんの『星々の舟

』という小説にありました。

 

和語の『しあわせ』という言葉で、個人が個人の中で感じるしあわせと、他人や社会が想像する『幸福』の定義が違うと僕は解釈しました。

 

他人がどう自分を規定しようと、その規定を自分の規定にする必要はありません。

 

留学に関して否定的なことを言ってくる人は総じて、

 

留学したら不幸になるよ

 

と言いたいわけですが、未来のことは誰にもわかりません

 

そもそも個人の『しあわせ』の感じ方を他人が決められるという考えがおかしいのではないでしょうか。

 

 

僕はこんなことを言われました

 

留学前、僕は当時語学学校と駐車場で働いていました。

そして駐車場のほうで色々言われました。

 

  • お前なんかが留学してどうするんだよ
  • どうせやってけないんだからやめとけって
  • 年齢考えろって
  • 帰ってきたら仕事ないぞ

 

主に言ってきたのは直接の上司でした。

普段から他人をよくディする方で、

 

女性従業員に対して

ブス

不細工

太いな

臭いな

使えない

 

男性従業員に対して

あのハゲ

あの使えないやつ

 

などと言っていたり(女性には直接言うのに、男性には直接言わない)、客から見えるような窓口で従業員を十数分怒鳴るなど怒りのコントロールが出来ない人でもありました。

 

女性従業員の1人はこの上司が原因で辞め、もう1人はうつ病になりかけました。

 

この仕事は、夜だけや祝祭日だけのアルバイトだったので、僕はあまりこの上司に関わり合わないようにしていました。

 

しかし留学するから辞めると現場最高責任者に伝えたあとに、この直轄上司にも伝わり上記のようなことを言われました。

 

そして当時の僕は言われたことに真面目に返答しようとしたり、あれこれ考えたりしてしまったわけです。

 

でも実際問題、この上司である彼は自分で社会人留学をしたことはないし、社会人留学や留学について調べたことはありませんでした

 

脊髄反射で否定していただけです。

もし留学を辞めても、その後の僕の人生の責任を負う気ももちろんありません。

 

職場を辞めた日が彼との縁の切れ目

これからの人生で彼に会うこともないでしょう。

 

 

でも、非難と批判は分けなきゃいけないんじゃない?

 

そのとおりです。

よく言われますが、非難と批判は違います。

非難はただの否定です。

批判はこれこれこういう理由でこうなんじゃないの、という参考意見になるものです。

 

  1. お前なんかが留学してどうするんだよ
  2. どうせやってけないんだからやめとけって
  3. 年齢考えろって
  4. 帰ってきたら仕事ないぞ

 

かつての上司に言われたこの言葉のなかだと、1~3番目が非難。

批判にあたるものは、4番目だけでしょうか。

 

1度辞めたら就職しにくい日本のよく言われる状況を反映したものかもしれません。

 

が、僕は同じ駐車場業界で働く気持ちはありませんし、将来どうなるかはわかりません。

 

そもそも日本の厳しい雇用状況を考えれば、1つの仕事を定年まで続けられるほど会社が続くかもあやしいものです。

 

したいことを我慢して不安定な雇用状況のなかで生きていくか、ひとまずしたいことをしておくかの選択になります。

 

しかし人間、どちらを選んでも結末は同じです。

人生の最後に後悔する最大のことは『挑戦しなかったこと』だそうです(『1000人の看取りに接した看護師が教える 後悔しない死の迎え方』)。

 

周りにネガティブなことを言われて挑戦を断念するのか、それとも自分の挑戦したい気持ちを大切にするのか。

 

後悔しない方法は1つしかありません

 

参考図書

支配されちゃう人たち 親や上司の否定的な暗示から解放される超簡単テクニック

 

 

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