【(初心者向け)簡単なフランス語文法入門・基本の『き』・48 (単独行為文の疑問形・否定疑問その1)】

全然ちがうように思えるフランス語と日本語。

実は似ているところがあったら学びやすいと思いませんか?

 

 

おさらい

 

 

前回の記事では単独行為文の否定形について書きました。

否定形の作り方はこれまでの繋辞文や存在文と同じで、基本はneとpasで挟むだけ。

ただ、

Je vais voyager en France. (フランスに旅行に行く)のように動詞が2つとかある場合は、形が変わっている(1つ目の)動詞をneとpasで挟む

 

  • Je ne vais pas voyager en France. (わたしはフランスに旅行には行かない)。

 

そして全否定についても書きました。

pasを伴わない

Personne ne (誰も~ない)※3人称単数扱い

nulle part (どこも~ない)

 

pasを伴う

pas toujours (いつも~ない)

 

  • Personne ne vient. (誰も来ない)
  • Je ne vais nulle part.(わたしはどこも行かない)
  • Il ne vient pas toujours.(彼はいつも来ない)

 

単独行為文として学んできた動詞は、

 

  1. 旅行する voyager
  2. 寝る dormir
  3. 起きる se lever
  4. 行く aller
  5. 来る venir
  6. 歩く marcher
  7. 散歩する se promener

 

付け加える情報として、

 

行為場所

à (で・を:男性名詞の国や町)

en (で・を:女性名詞の国)

sur la plage (浜を)(多少挟まれても開放なsur)

sur l’avenue (大通りを)

dans le parc (公園を)(四方囲まれてるけど天井まだ開放気味なdans)

en montagne (山を)(非開放)

 

 

  • Je voyage à Paris.(フランスを旅行します)

 

移動場所

à へ

en へ(女性名詞の国)

chez 宅へ、職業店へ

de から

  • Je vais chez toi.(君の家に行きます)

 

不特定な場所

ici ここ

là-bas そこ

  • Je vais là-bas. (そこへ行きます)

 

移動方法

à で(座席ない)

en で(座席確保できる)

  • Je vais au Japon en avion.(日本へ飛行機で行きます)

 

共同行為者

avec と

tout seul (ほかの人がいないとき)

  • Je vais en France avec un ami.(フランスへ友達と行きます)

 

時間

何もつかない

今     maintenant

あとで      plus tard

今日 aujourd’hui

明日 demain

昨日 hier

~曜日に lundi

(ただし曜日はleを付けると、毎曜日になる)

すでに déjà
まだ encore

 

前置詞が付く

~月に      en X, au mois de X

午前 dans la matinée

午後 dans l’après-midi

季節 au printemps, en X

夜に dans la nuit

正午に      à midi

~後に dans XX

~前に il y a XX

 

形容詞的なものがつく

あとで      plus tard

毎日 tout les jours

毎週 chaque semaine

今週 cette semaine

来週 la semaine prochaine

先週 la semaine dernière

毎月 chaque mois

今月 ce mois

来月 le mois prochain

先月 le mois dernier

毎年 chaque année

今年 cette annés

来年 l’année prochaine

去年 l’année dernière

朝     le matin

今朝 ce matin

今晩 ce soir

すぐに tout de suite

 

なかなか覚えることが多くて大変のように思えますが、慣れの問題です。

覚えていない言葉だけチェックして後は飛ばしとばしで行きましょう。

 

 

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3つあったアレ

 

 

日本語だと文の最後をあげたり、助詞『か』を付けることによってできる疑問文。

 

これ食べます?

これ食べますか?

 

はい、いいえで答えさせる疑問文を閉じられた質問と呼びました。

フランス語も文末の音を上げたり、助詞みたくある言葉(Est-ce que)をくっつけて疑問文をつくるけれど、じつはもう1つあると以前紹介した記事を覚えていますでしょうか?

そのもう1つとは、倒置

 

太郎は学校へ行く?

  • Taro va à l’école?(文末上げ)=会話的
  • Est-ce que Taro va à l’école?(Est-ce que追加)
  • Taro, va-t-il à l’école?(倒置)=文章的

 

倒置文では、

 

  • 代名詞じゃない名詞を使う場合、代名詞も登場する。
  • 倒置された動詞が母音文字で終わり、登場した代名詞が母音文字で始まる場合(il, elle, ils, elles)はtをいれる。
  • 倒置文の動詞の代名詞はハイフンで結ぶ(tがあればtも)。

 

などと注文が多かったです。

動詞がふたつとかあっても同じです。

 

フランソワは名古屋を旅行する?

  • Françoise va voyager à Nagoya?
  • Est-ce que Françoise va voyeger à Nagoya?
  • Françoise, va-t-elle voyager à Nagoya?

 

こうやってみると、否定文のときのように、やっぱり活用されてる動詞が特別扱いされてるのがわかりますね。

 

 

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否定文を疑問形にするには?

 

 

否定文ももちろん日本語のように疑問にできます。

 

次郎は来ないの?

  • Jiro ne vient pas?
  • Est-ce que Jiro ne vient pas?

 

そして倒置、

 

Jiro, vient-il…………(え、どこにneとpasをいれたらいいねん?)

 

ちょっと迷ってしまいませんか?

僕は初め頭がついていきませんでした。

 

Il vient.ならVient-il?

Il ne vient pas.なら……。

実は、否定文の倒置した疑問形の場合は、

 

ne + 動詞+名詞 +pas

 

になります。

pasが動詞の後ろから名詞の後ろへとずれるんですね。

なので、

 

  • Ne vient-il pas?

 

動詞がふたつあっても同じように、

 

  • Ne vient-il pas voyager en France? (彼は名古屋に旅行に来ないの?)

 

 

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まとめ

フランス語の閉じられた質問の疑問形は行為文でも3つ。

  1. 文末をあげる。
  2. Est-ce queを文頭に追加。
  3. 主語と動詞を倒置。

否定文を倒置した疑問形にするときは、

ne動詞+主語pas

 

問題

次の日本語をすべて倒置した疑問形のフランス語で考えてみましょう。

1:彼はフランスへ行きますか?

2:彼女はフランスへ来ますか?

3:彼らは日本を旅行しますか?

4:フランソワーズ(女)はどこも旅行しないんですか?

5:太郎と次郎は公園を散歩しに行くところじゃないんですか?

 

解答

1 : Va-t-il en France?

2 : Vient-elle en France?

3  Voyagent-ils au Japon?:

4 : Françoise, voyage-t-elle nulle part?

5 : Taro et Jiro, ne vont-ils pas se promener dans le parc?

 

いかがだったでしょうか?

だんだん難しくなってきたかと思うかもしれませんが、最初だけです。

慣れればそんなこともありません。

つまり時間の問題なので、チョコでも食べて時間を重ねましょう!