【フランスに留学する方法19:病気になったら気にすることなく休みましょう】

毎日授業行って予習復習して大変なまいにち。

時には病気になることもあります。

そういうときは思い切る必要もなく大学を休みましょう。

 

 

病気のときは気兼ねなく休みましょう

 

軽い病気ならともかく、頭がぼおっとするレベルまで行くと、授業に参加する意味がありません。

休みましょう。

罪悪感を覚える必要も、授業についていけないという不安も持つ必要はありません。

 

 

授業に参加しても頭に何も入らなくて意味がない

 

大学へ通う目的は第一に勉強や研究するためです(第二が資格を得るため)。

なので、勉強できない体の状態で授業へ参加しても、授業に参加しているだけで目的は果たしていません。

休んだ方がいいです。

 

 

実際に病気になって大学を休んだらどうなるの?

 

僕もフランスへ来てからほぼ毎年何かしらの病気になっていました。

特にニースは10月半ばくらいから急に天候が崩れるので、その影響か病気になりました。

風邪、謎の腹痛、頭痛、関節痛。

 

一番たいへんなのが風邪です。

フランスではマスクをつける習慣がありません。

そうすると、バスで隣の人が、教室で真後ろや真横のクラスメイトが、キッチンでルームメイトが、ごほんげふんはっくしょんジュルジュルチーンと留まることなくしています。

当然こんな状態ですから、1人が罹るとたちまち周りに感染していきます。

右も左も前も後ろもマスク無しの風邪っ引きさんに囲まれることも珍しくありません。

町全体が進撃の風邪っ引きです。

 

かといって、マスクをする習慣のない国で、こちら1人だけマスクすることも叶いません。

マスクすると細菌テロかと疑われるとかないという話も聞きます。

 

で、見事僕も風邪に罹るわけわけです。

特にひどかったのが大学院1年目の頃です。

熱はでるし、鼻水も止まらないし、喋れば咳が止まらないし、頭痛もひどいし関節もずきずき。

それでも僕は授業を休むことに抵抗感があり、無理して大学へ行きました。

 

そしたら、当然教授が何を言ってるのかかなりの割合で分かりませんでした。

頭がぼおっとしているのもあるし、何度も鼻をかんだりしてその音のせいで教授の声自体も聞こえません

2時間の授業が終わってわかったことは1割にも満たなかったでしょう

 

そしてその無理がたたったのか、帰宅後病状は悪化

腹痛を併発。

ごはんを食べても速効で下の口からでてしまう感じです。

 

結果、休んだらあかんという気持ちとは裏腹に翌日から薬を飲んで一週間ほど寝込んでいました(おすすめの薬はこちらにまとめました)。

その間はひっきりなしにトイレに通っていました。

 

一番よかったのが家ではマスクを着けてられたことでしょうか。

風邪を引いて寝ているときに、マスクをしているとかなり楽になります。

 

さて、実際に勉学に支障があったのでしょうか?

ありませんでした。

友人に頼んでノート見せてもらったりしたので、遅れるわけではありません。

今の時代、ノートをスマホで写メって送ってもらえば、その日のうちに病床で復習もできますから。

 

友だちがいなくても、翌週授業へでたときに隣の人に事情を説明すれば見せてくれるはずです。

 

 

病気になっても学校を休まないことに意味があるんじゃないんですか?

 

たしかに特に僕たち日本人は『皆勤賞』とか『続けることに意味がある』というような根性論に慣れ親しんでいるせいか、学校を休むことに抵抗感を覚えることがあります。

 

しかし学校に休まないで登校したけれど授業中にスマホで遊んでいた学生や、パワハラ上司の元で働き続けたせいでうつ病を発症してしまった同僚を知っています。

 

目的を無視して続けても意味がありません。

授業に参加する目的はあくまで学ぶためです。

勉強ができない病気状態で学校へ行く意味はありません。

すぱっと休みましょう。

 

 

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