【フランス語の語学学校の授業の様子はこんな感じでした】

僕は南フランス・ニースのInternational Houseという語学学校へ2週間通いました。

 

入学時のレベル分けテストで振り分けられたのは上級者向けクラス。

 

 

レベル分けテストの内容

 

 

テストは2種類ありました。

 

  • 筆記式
  • 面接式

 

筆記では文法力と読解力を問われます。

面接ではフランスに来た目的や日本で何をしていたのかなどを聞かれました。

 

 

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上級者向けコースの内容

 

まず教科書はありませんでした。

先生は持っていましたが、必要なときはそれをコピーして配布していました。

 

授業内容は曜日によって違いました。

読解のみの日、聴解とディスカッションの日、スピーキングの日などなどです。

 

個人的には一番難しかったのは聴解

先生がフランス語のニュースを流し、内容の理解度をみんなに尋ねます。

しかし、これがわからないったらありゃしない!

 

もともと集中力が足りないのもあるのかもしれませんが、最初のトピックとキーワードくらいしか理解できませんでした。

 

全体が理解できないが問題。

 

もちろん何度か聞かせてくれます。

数字に注目して、名前に注目して、などと要点を絞った指示も入ります。

 

しかし少数の生徒を除いてお通夜状態。

回答するのに口が重たくなっていました。

僕なんかはお通夜の主役、遺体状態で無言です。

 

 

ディスカッションはテンポが難しい

 

聴解の授業のあとは、聴いたニュースの話題についてディスカッションです。

 

聴解の授業中に内容は理解は確認しているので、それを使い議論します。

ここでのネックはテンポです。

 

人の話は最後まで聞きましょう

 

と育った僕のような人間は、国会でやじる野党のような存在にならざるをえませんでした。

 

なぜなら誰も人の話を最後まで聞かないからです。

こちらが話している途中でばしばし割り込まれます。

 

授業としては、生徒にフランス語を使って会話させることが目的なので、先生は静観です。

フランス語の表現がわからないときだけ助けてくれます。

 

ディスカッションでは、

 

  • 声を大きく
  • 意見を短く初めに言う

 

の2つが大切でした。

ライオンの咆哮と同じです。

 

読解の授業も難しい

読んで行くテキストは社会問題などを扱った記事が多かったです。

つまり、語彙が学術用語。

 

こういう場面では欧米系、特にラテン系のスペイン、イタリア系の学生は圧倒的な力を持っています。

文字の形から意味が推察できるからです。

 

また日本でも病気や薬の名前が漢字で書かれるように、学術用語はラテン語由来が多かったりもします。

そうすると、すでに彼らは彼らの言語の中で知っているわけです。

 

しかし日本語とラテン語はつながりがないので、僕たちは1つずつ覚えるしかありません。

 

なので、欧米の学生と比較して初め落ち込みましたが、ちょっと考えてみれば落ち込む必要がないことに気が付きます。

 

フランス人が日本の大学に留学して、中国人の学生に比べて日本の漢字がわからないと嘆いても、いや、普通やん、と思ってしまうのと同じです。

 

 

文法では比較的有利に

 

文法の問題ではしかし日本人の学生は比較的有利です。

なぜなら1から学んでいるからです。

 

欧米系の学生は彼らの第1言語につられてしまうことがあり、細かいミスが多かったです。

 

日本語とフランス語は相関が皆無なので、1から覚えた日本人的には比較的楽勝です。

 

 

スピーキングも有利です

 

スピーキングは前日に先生がお題をだし、それについてレポートを書き、かつみんなの前で発表するものです。

 

レポートは先生によって添削され返却されます。

 

聴解直後のディスカッションと違い、準備ができます。

発表後は簡単なディスカッションになりますが、前提知識がこちらにあるので有利です。

 

ちなみに、なぜかレポートを書いてこない(提出物)、即興でスピーキングしようとする学生が多かったのが記憶に残っています(笑)

 

 

僕が通学していたのは2016年なので先生や授業内容は変わっているかもしれません。

 

2週間だけでしたが、通ってよかったと思います。

 

 

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