【英語の発音を身につけるための4ステップ】
英語の発音がぜんぜん上手にならない……とあきらめムードになっていませんか?
この記事を読むと、
英語の発音を身につけるための勉強方法と流れ
がわかるようになります。
目次
英語の発音を身につけるための4ステップ
英語の発音を身につけるには、
- プロソディを身につける
- 調音を学習する
- 調音を身につける
- 英語話者に発音を確認してもらい調整
という段階を踏む必要があります。
この手順が発音の習得によい理由はなぜでしょうか?
というかプロソディって何?
プロソディから習い始めるのが発音を身につけるのによい理由
発音は調音とプロソディで構成されています。
調音は発音するときの口元の動きのこと。
プロソディとは各言語にある『固有のメロディ』のようなものです。
つまり、『英語らしさ』を作るもの。
いくら上手にfやrの発音ができても、『英語らしさ』がなければカタコトの英語になってしまいます。
そのためまずは英語のプロソディを身につけることが大切です。
プロソディを身につけたら、そのプロソディに具体的なfとかrとかの音(調音)を乗せていけば、自然に英語らしく話せるようになります。
英語の発音を身につけるための具体的な方法
プロソディを身につける
プロソディを身につけるには、プロソディシャドーイングがぴったりです。
シャドーイングとは聞こえてきた英語を即復唱する勉強の仕方です。
プロソディシャドーイングは、聞こえてきた英語のプロソディだけを復唱するシャドーイングです。
つまり、聞こえてきた英語のメロディ、リズム、音の長さ、音の上がり下がりに集中してシャドーイングしてみましょう(プロソディの具体的な勉強方法については【(カタコト英語(カタカナ英語)の直し方)英語のプロソディ習得におすすめな勉強方法とその流れ】にまとめました。)
調音を学習する
英語の音を作るときの口元の動きを覚えます。
調音のときの口元の動きは聞いているだけではわからないので、まずは知識として覚えましょう。
東京外国語大学によいページがあるので一読。
もしくは、日本語字幕をつけてこの動画を見るのがおすすめです。
調音を身につける
BBCの発音学習ページの動画を一通り見つつ口元を実際に動かしてみるのがよいです。
またはアプリにも使えるものがあります。
発音記号、発音時の口元の図解、音声、AIによる発音の判断などができます。
ひとつひとつの発音と口の動きが連動するようになったら、スタディサプリというアプリを使って文単位の発音を覚えていく方法がおすすめです。
しかし有料なので、似たような無料のアプリでも構わないと思います。
スタディサプリENGLISHを使った勉強の仕方については、
- 英会話超初心者(英語自体よくわからない);【スタディサプリENGLISHの日常英会話コースが英会話『超』初心者(英語初心者)におすすめな理由と勉強手順】
- 英会話初心者(読み書きはできるが話せない):【英会話初心者にスタディサプリENGLISH・新日常英会話コースがおすすめな理由・感想・効率的な勉強の手順】
- どっちがいいかわからない:【スタディサプリENGLISHの『新日常英会話コース』と『日常英会話コース』の違い・英会話超初心者にはどちらがおすすめ?】
を参考にしてください。
英語話者に発音を確認してもらい調整
タイミング的には微妙な段階になります。
なぜなら、自分で文が作れない場合には英語話者に発音を直してもらうこと自体が難しいからです。
そのため文が作れない状態での発音の練習には、
というアプリを使うのがおすすめです。
外国語を学ぶ人たちが自分たちの言葉を教えあうのがコンセプトのアプリです(英語を学んでいる日本人として登録すると、日本語を学んでいる英語話者とマッチングができます)。
そしてこのアプリにはタイムラインという掲示板のような機能があります。
その掲示板には音声も投稿できます。
というわけで、
タイムラインに自分の発音を投稿しネイティブから判断を仰ぐ
のがよいかと思います。
もし英文法を学んで、自分で自由に文を作って会話しながら発音を直してもらいたい場合は【英会話は中学英語の文法で十分な理由・おすすめの参考書】を読んでください。
4ステップを守れば英語の発音が上達します
英語の発音はきちんとした手順を踏んで練習すればかならず上達します。
発音の勉強をおざなりにしていた人もこれから英語初心者の人もぜひ一度手順を守って勉強してみてください。
海外へでかけたときなど、おっ、ちょっと他の日本人とちがうね、と思われるようになります。
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