【人のEnglishを笑うな】
英語の授業中に上手な発音をするクラスメイトを笑った経験がありませんか?
反省してください。
この記事を読むと、
英語の授業中に発音がよいクラスメイトを笑っていた人は英会話が上手なりにくい理由
がわかるようになります。
目次
上手な発音を笑っていた人は英会話が上手になりにくいです
クラスに数人は上手に発音ができる学生がいるかと思います。
英語学校に通っていたり、耳がよかったりする子です。
そういった子が授業中に先生に当てられたりしてきれいな発音で英文を読んだりすると笑う子がいます。
その場合、
その笑っていた子は英会話を身につけるのが難しくなる
ことがあります。
なぜでしょうか?
プライドが邪魔して英会話が上手になれません
英語の授業中に発音のきれいな生徒を笑っていたクラスメイトは英会話が上手になりにくい理由は、
自分が馬鹿にしていた発音を真似するのに抵抗感がある
からです。
英語の発音が上手な子がその発音を披露しても馬鹿にされる筋合いはありません。
しかしそれでも笑う子たちの理由は、
できる子を貶めて優位に立ちたいという心の防衛機制
です。
もう少し詳しく書きます。
発音がきれいなクラスメイトを馬鹿にする仕組み
発音が上手なクラスメイトを笑ってしまう子どもの心理の仕組みは、
- 自分の発音が下手でプライドが傷つく
- 上手な発音のクラスメイトを馬鹿にして笑う
- 発音が上手なほうが駄目だという意識をもってプライドを取り戻す
というものです。
すなわち、
発音が上手(=ネイティブっぽい)=馬鹿にされるべき事柄
という意識が本人のプライドを保つためにあるので、いざ実際自分が英会話を学ぼうとしたときに、そのプライドが邪魔していつまでもカタコト英語から離れることができません。
僕が中学校の頃もありました。
クラスに2人英語の発音が上手なクラスメイトがいたのですが、2人が発音するたびに笑いが起こっていました。
英語の担当教諭がそれを諭すことも叱ることもなかったので、笑いはいつのまにか爆笑となっていきました。
2人の内の1人は次第に先生に当てられると顔を紅潮させるようになり、心細そうな声で発音するようになっていきました(もう1人のほうは笑いに変えていってました)。
僕はちなみに笑っていなかったです。
というのも当時僕は英語のテストで0点を取るほど落ちこぼれだったので、この2人のクラスメイトの上手な発音を耳にするたびに、自分の劣等感だけが煽られて茫然自失状態でした( ;’∀’)
それでもまあ僕のような落ちこぼれはさておき、中学卒業まで一緒だったこの2人は最後まで上手な英語の発音を保ったのに対し、
嘲笑していたクラスメイト達の発音は3年間一切上達していなかった
のでした。
そして当然、中学校や高校が終わったあとに社会に出て実際に外国の人とコミュニケーションを取るような場面では、
笑われるのはカタコト英語の日本人
だったりします。
ちなみに、カタコトの外国語を話す人は社会的によい地位についていても下に見られるという報告もあります(カタコト英語に関してもうすこし詳しくしりたいかたは【カタコト英語を直したいならプロソディがとても重要です】をよかったら参考にしてくださいませ)。
人の英語を笑わないようにしましょう
かつてクラスメイトの上手な英語の発音を笑ってしまっていた人は意外といるのではないでしょうか?
そういった人たちが英会話を身につけるのは簡単ではありません。
なぜなら、
かつて自分のプライドのために馬鹿にしていたクラスメイトに似せる必要がある
からです。
そういった人たちがカタコト英語から脱出して英会話ができるようになるには、ひたすらプライドを捨て英会話で発音の直しを受けるしかありません。
語学学校で他のクラスメイトの前で直されるのが嫌な場合は、英会話のオンラインレッスンがおすすめです(オンライン英会話については【料金順・英会話オンラインレッスン(オンライン英会話)16社ランキング】にまとめておいたのでよかったら参考にしてくださいませ)。
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