【英会話が上達しない4つの理由と解決法】
長年勉強しているのに英会話が上達している気がしないという経験をしていませんか?
習慣が邪魔になっているかもしれません。
この記事を読むと、
英会話の上達を阻害している理由とその解決法
についてわかるようになります。
目次
英会話が上達しない4大理由
勉強してもべんきょうしても英会話が上達しない理由は主に4つあります。
その4つとは
- 知識ばかり増やしている
- アウトプットをしていない
- 間違いや失敗が怖い・恥ずかしい
- 言い換えができない
のことです。
それぞれの理由と解決策について書いていきます。
英会話が上達しない4つの理由と解決法
知識ばかり増やしている
『英会話必須単語〇〇』とか『英会話に必要な英文法』といった本を何冊も読んでいませんか?
または英語のドラマや映画を辞書を片手に英語字幕で見たりしていませんか?
または『聞き流すだけで英語ネイティブになれる』と謳うような教材を利用したりしていませんか?
英会話はアクティビティです。
知識の吸収だけでは身につけることができません。
そして残念ながら参考書や英語字幕を読めばよむほど、英語を読む技術は上がっていきますが英語を話す技術からは離れていきます。
その理由に関して詳しく知りたい場合は【英会話ができるようになりたいのなら、リーディングとライティングは忘れましょう】や【リーディングやライティングができても英会話は初心者レベルから始めましょう】をよかったら参考にしてくださいませ)。
また『聞き流すだけで〇〇』系は基本意味がありません。
脳は注意を払っている事柄しかきちんとした記憶に残そうとしません。
でも『聞き流すだけで英会話がネイティブ並みに』なんて言われたら楽そうでついつい手を出してしまいますよね。
僕も何度かやったことがあるのでわかります(苦笑)
解決法はアウトプットすることです。
アウトプットをしていない
英会話はアクティビティです。
英語や英会話の知識を吸収(インプット)し、『実際に英語で会話をする(アウトプット)』しなければ身につきません。
スポーツやゲームと同じです。
ルールだけ聞いてもまだできません。
解決法は実際にやってみること。
でも間違いや失敗することは怖いし恥ずかしいですよね。
間違いや失敗が怖い・恥ずかしい
間違いや失敗をして恥ずかしい思いをしたくないという気持ちは誰でもあるのではないでしょうか?
恥ずかしい思いを繰り返すと間違いや失敗することが怖くなります。
僕もそうでした。
英会話でおかしがちな3大失敗・間違いは
- 適切な単語・文法を知らない
- 単語・文法を間違える
- 発音が通じない
です。
実はこの3つのなかで『適切な単語・文法を知らない』だけが自己解決できます(勉強する・言い換える)。
しかし
『単語・文法を間違える』と『発音が通じない』問題は失敗と間違いをしなければ解決できない
という現実があります。
なぜなら、
- 人は7歳ごろまでに母語の発音や文法が自然に身につくようにできている
- 7歳以降に覚えた言語は発音や文法の正しさが自己判断できないようになっている
からです。
要は
7歳以降に覚えた英語の発音や文法の正しさはネイティブにしか判断できないので、僕たちは間違えたり失敗したりして覚えていくしかない
ということです。
解決法は
英会話が上達する前の間違えや失敗は上達のための必須条件と知る
ことです。
恥ずかしいことではありません。
(でもやっぱり恥ずかしいものですね……(遠い目))
ちなみに『適切な単語・文法を知らない』ときの解決法には『言い換えをする』というものもあります。
言い換えができない
英会話が上達していない状態で使える文法や単語は限られています。
そのためときには
- 自分が言いたいことが自分が知っている英語の知識量を勝っている
ことがあります。
伝えたいこの気持ち!
でもどうやって英語で伝えたらいいのかわからない!
という状態です。
そういうときは言い換えしてみるとよいです。
『話したい文』を『子どもに教えるような文』に言い換える
というものです。
例えば『mole(ほくろ)』という英単語がでてこないときに、『this black point(この黒い点)』と実際にほくろを指さしながら言い換えたりします。
そして英文なら、
≪The Japanese government is set to decide Thursday a state of emergency should be lifted for 39 of the country’s 47 prefectures…(木曜日日本政府は47の内39都道府県での緊急事態制限の解除を正式決定する予定です……)》(The Mainichiより引用)
というのを話題にしたいけど難しいときに、
39 places in Japan would have more freedom (日本の39カ所が自由になる予定だよ)
と簡単な単語を使って言い換えてもよいわけです。
39 placesってどこ?と聞かれてprefectureという単語がわからなければ、places like Fukuoka, Aichi, Gifu…(福岡とか愛知とか岐阜みたいな場所)と言えば日本を知っている人は察してくれます。
元より日本語は日常的に使う単語数が英語に比べて多いです。
結果として英語の方が限られた単語(日本人からしたら)を使って会話しています。
そのため僕たちもどんどん自分の言いたいことを単純に言い換えることが解決法になります。
英会話が上達しない原因は英会話を上達させるための方法に通じます
いつまで経っても上達しない英会話の原因を知り解決法を試せばあら不思議、上達を邪魔していた原因が上達への解決法を示してくれます。
己を知り敵を知れば百戦危うからずというとおり、まずは自分の英会話が上達しない理由をしっかり把握しましょう。
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