【英会話ができるようになりたいのなら、リーディングとライティングは忘れましょう】
英会話と英語の読み書きの力を同時に手に入れようとしていませんんか?
もし英会話ができるようになりたいのなら、しばらく英語の読み書きに関しては忘れるほうがよいです。
この記事を読むと、
先に音で覚えてからリーディングやライティングを勉強したほうが英語を話すには効率的である理由
がわかるようになります。
目次
英会話能力を向上させたいのなら、リーディングとライティングの勉強をしばらく忘れたほうが効果的です
まず英語を使った何ができるようになりたいのかを考えましょう。
話せるようになりたいですか?
読めるようになりたいですか?
書けるようになりたいですか?
いやいや、それぜんぶです?
実はどれを選んでも、まずは話せるようになるための勉強をするのが効果的です。
先に読んだり書けるようになっても、ぺらぺらと話せるようにはなりません。
そればかりか、邪魔になることもあります。
先に英語のリーディングやライティングを勉強すると英会話能力の向上の邪魔になってしまう理由
結論から書くと、
発音はバラエティのあるもの
しかし発音より先にリーディングやライティングを勉強してしまうと、文字に発音を合わせることになってしまう
からです。
もうちょっと詳しく説明します。
リーディングとライティングは単語と文章で出来ています。
単語と文章には音声情報と意味情報が含まれています。
そしてある程度の発音能力のない状態でリーディングやライティングが上達した場合、単語や文章の音が日本語の音を元にしたものになってしまいます(カタコト英語です)。
結果として、英語の読み書きはできるけど話すことはできないという状態に……。
読めるようになればなるほど、そして書けるようになればなるほど、間違った発音で覚えている単語や文の数が蓄積されていき、英語を話せないことに拍車がかかります。
英語力をバランスよく身につけたいのならまずは英会話から始めましょう
バランスよく4つの能力(リスニング、スピーキング、リーディング、ライティング)が向上できるのは理想的だと思います。
しかし最終的にバランスよくなればいいのであって、初めからバランスよく伸ばす必要はありません。
そして、
- 読み書きができても話せるようにならない
- 話せるようになってからも読み書きはできるようになる
ことから、先に学ぶのは英会話(リスニング、スピーキング)がおすすめです。
正確には、
- 発音を学ぶ
- 英会話を学ぶ
という順番になります。
発音ができなければ、リスニングもスピーキングもできませんから。
英会話は簡単な日常会話フレーズ程度でだいじょうぶです。
簡単な日常会話なら、多くの決まり文句だけですることができるからです。
発音から簡単な日常会話フレーズまでを勉強するなら、【(重要)英会話初心者・英語初心者は何から勉強し始めればいいのか?→たった1つで英文法や英単語の知識も要りません】にまとめたのが参考になるかと思うので、よかったらお読みください。
音声→文字の順番で英語を勉強すると最終的にバランスよく英語の力を身につけられるようになります
イギリス人もアメリカ人も日本人も、子どもは話せるようになってから読み書きを勉強します。
はじめは話せるようになることから。
読み書きはあとからでも問題なく身につけることができます。
ネイティブ講師とフランス語会話を練習するなら
>> ベルリッツ・フランス語(現在無料体験実地中なのでお急ぎで(通常料金19800円から))
4 thoughts on “【英会話ができるようになりたいのなら、リーディングとライティングは忘れましょう】”